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ドコモ(docomo)の2年縛り明けの契約更新月の確認方法は?解約違約金を回避できるタイミングや機種変更には関係ない件について


ドコモ(docomo)には2年縛りといって「契約日から2年間経過する前に解約すると、解約違約金が発生する」というルールがあります。
2年縛りがどういうものかをまとめると、以下のようになります。

①契約更新期間 契約日から2年後の契約更新月及びその翌月・翌々月の3ヶ月間のみ
②解約違約金 ①の契約更新期間以外に解約すると、9,500円のペナルティが発生
③契約は自動更新 ①の契約更新期間を過ぎると、契約は自動更新されまた2年縛りが発生する

この内、特に気をつけたいのが、契約更新期間
2年も前の何月に契約したかなんて、覚えていないのが普通なので、「うっかり契約更新期間を忘れてた!」という方も多いです。

運転免許証の更新ハガキのようなものも届かないので、「契約更新期間がハッキリ思い出せない・・・」という方は、以下いずれかの方法でしっかり確認しておく方が安全です。

  1. ネット:My docomoにアクセス>「ご契約内容確認・変更」をタップ
  2. 電話:151 (無料)に電話
  3. 店舗:店員さんに「契約更新月はいつ?」と聞く

いずれにしても、ドコモは2年以内に解約するのは、費用負担が大きくなり得策ではなく、ドコモに契約したら最低2年間は利用すると思って使い続けるようにしましょう!

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ドコモ(docomo)の2年縛りで注意したいのが、契約更新期間外に解約した場合に発生するペナルティが、以下の3つあるという点です。

  1. 解約違約金
  2. 月々サポートの割引終了
  3. 端末購入サポートの解除料

この内、「2.月々サポートの割引終了」や「3.端末購入サポートの解除料が発生」は費用負担が特に大きいので結構痛いです。

具体的には、通常ドコモに契約すると、「月々サポート」や「端末購入サポート」で端末代金が例えば8万円のところが6万円くらい割引になります。
ですが、契約更新期間外に解約すると、端末代金の割引(例えば6万円)が満額受けられずに、端末代金が実費請求されてしまうんです。

そのため、ドコモ(docomo)を途中解約すると、「解約違約金9,500円と端末代金3万円で合計4.5万円もも請求されてしまった・・・」というような話はよく聞きます。
なので、基本的にはドコモ(docomo)は2年以内に解約すると損です。

というわけで、ドコモ(docomo)の2年縛りについて、具体的な2年縛りの期間や解約違約金などについて、詳しく解説していきます!

この記事はこんな方にオススメです!
  • ドコモの2年縛りがそもそも何なのかを知りたい方
  • ドコモの2年縛りの具体的な期間を知りたい方
  • ドコモの2年縛りの間に解約をするといくらかかるのかを知りたい方

ドコモの2年縛りとは?

山本くん

ドコモの2年縛りってなんなんでしょうか?

スマホアドバイザー

ドコモは2年間契約することを条件に、月々の割引をしています。
「2年長期契約してくれたら、割引するけど、その代わり2年以内に止めたら、割引もなしにするし、違約金も取るよ」というのが2年縛りです。

山本くん

2年間は止めないほうがお得なしくみってことですね。

スマホアドバイザー

そうですね。あと2年縛りがあるのは、最初の2年だけでなくて、2年経ったら自動更新されるので注意ですよ。
契約更新月というのが、2年毎に3ヶ月間あって、それを過ぎると、また2年縛りが発生してしまいます。

山本くん

あぁなんかニュースになってました。
契約の更新期間が3ヶ月に伸びたんですよね。

スマホアドバイザー

そうですね。もともと2ヶ月だったんですが、3ヶ月に伸びました。
これによって、勝手に契約が自動更新されてた!って言う人が減りますね。

山本くん

更新できる期間が延長というのは、こちらとしてはメリットがありますね。
でも、2年縛りの期間中に解約すると、どういう費用がかかるのか詳しく知りたいですね。

スマホアドバイザー

そうですね。
意外と、解約違約金だけと思っている人もいますが、それ以外にも端末代金や月々サポートの消滅などペナルティがあるので詳しく見ていきましょう!

ドコモを含むケータイスマホ業界には、「二年縛り」という以前から存在するルールがあります。
「二年縛り」とは、毎月の料金を二年間割引する代わりに、二年の間に契約の解除、つまり解約を実施すると、約1万円程度の解約金がかかるという携帯業界特有の割引サービスのことを指します。

MNP転出や解約の場合に適用される

ドコモ(docomo)の場合、2年の契約後、2ヶ月の更新期間が設けられ、その後また2年の契約が自動で更新される仕組みです。
そして、2年の契約期間中に解約をすると、解除料10,260円(税込)が発生します。

2ヶ月間の更新期間中であれば、この解除料は発生しません。

機種変更/契約変更/プラン変更では関係なし

2年縛りは、あくまでドコモを解約(乗りかえ)するときにだけ注意が必要な契約ですので、基本的には機種変更/契約変更/プラン変更はいつでも可能です。
ただ、最近は携帯購入時に月々サポートが適用になっていますので、こちらは注意が必要です。

月々サポートとは、ご購入日の翌月を1か月目とし、最大24か月間、機種ごとに設定した一定額を毎月のご利用料金から割引くサービスです。

たとえば、

  • 頭金(当日支払分):0円
  • 端末分割代金:3,078円×24ヶ月
  • 月々サポート:-2,592円×24ヶ月
  • 実質負担金:486円×24ヶ

実質負担が486円となっていますが、これはあくまで2年間使い続けた場合の負担金となります。
仮に、2年以内に機種変更してしまうと端末分割代金は残りますが月々サポートは廃止となりますので、結果的に実質負担金が高くなってしまいます。

解約違約金はいくら?

ドコモ(docomo)の解約金の額ですが、これは一律で9,500円となっています。契約から1ヶ月目で解約しても、1年11ヶ月目で解約しても変わりません。
一度「2年定期契約あり」で契約を結んでしまった以上は、きっちり2年間は継続しないと9,500円という余計な負担がかかってしまうのです。

契約は自動更新されるので注意

ドコモ(docomo)では、スマートフォンやおうちのインターネットなどの契約時に、2年や3年という契約期間が決められています。
そして、基本的に契約者自身が「契約解除(解約)」などの手続きをしないと自動的に更新されます。

たとえば、2年自動更新の場合は2018年3月がすぎると2020年の3月が次の更新となるといった具合です。

契約更新月は、スマホの契約を解除(解約)することができる「決められた時期」を意味します。
更新月は2年に1回、3ヶ月間というように決まっています。

スマホアドバイザー

なお、ドコモ(docomo)で提供されているサービスでは「4年縛り」というものは存在しません。
au/SBのアップグレードプログラムと少し似たサービスとして「機種変更応援プログラム/応援プログラムプラス」という機種下取りの変形サービスのようなものがあるだけです。

ドコモ(docomo)の機種変更応援プログラムでは、プログラムを使って買い替えを行う時に、古い機種を返却することを事前に約束するという点においてはアップグレードプログラム/半額サポートと類似していますが、「プログラムの継続加入は任意」になっています。
公正取引委員会によって問題視された「強すぎる囲い込み」のルールがドコモの応援プログラムには無いため、安心して利用できるというメリットがあります。

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ドコモの2年縛りとはの要点整理
  • ドコモでは、2年間の契約を条件に大幅な割引をおこなう代わりに、途中で解約する際に約1万円の違約金(解約金)をユーザーに請求する契約方式をメインにしている
  • この契約方式を2年縛りと言っている

2年縛り明けの契約更新月はいつからいつまで?

続いて、具体的にドコモ(docomo)の2年縛り明けの契約更新月はいつからいつまでなのでしょうか?
いつ解約またはMNP(同じ電話番号で乗り換え)すれば、解約金が発生しないのか?という点を見ていきましょう。

解約違約金が回避できるタイミングは?

更新月のカウントは、2年縛りのプラン、「定期契約あり」のプランに加入したタイミングからスタートになります。
2年ごとにきちんと機種変更をしていない限り、機種代金の支払いが終了するタイミングと、更新月が一緒になることはありません。

「そろそろこの携帯も2年使ったら、今月更新月に違いない」とドコモショップに行くと、更新月は過ぎていた、まだだった…なんてことはよくあります。
逆に、更新月に乗り換えようとしても、機種代金がまだ残っていたという話もよくあります。

契約更新期間は2ヶ月から3ヶ月に延長

従来、解約金がかからない月は契約満了月の翌月と翌々月2ヶ月のみだったのですが、現在ではこれが一ヶ月延長され、契約満了月および、翌月と翌々月が解約金がかからない月となっています。

  1. 変更前:定期契約満了月の翌月と翌々月(2か月間)
  2. 変更後:定期契約満了月の当月、翌月、翌々月(3か月間)

つまり契約から24ヶ月目も解約金がかからない期間に今回から含まれます。

一ヶ月の延長でも、かなり便利になったのではないかと思われます。
つまり、2018年の5月にカケホーダイプランで新規契約をしたとしたら、解約金がかからない月は、2020年の5月と6月と7月、というわけです。

スマホアドバイザー

更新月が実際にいつになっているのか、かなりわかりにくいですし、覚えている人はまずいないと思われるため、もし解約を検討するのであれば、早めにMy docomoから確認しておくようにしましょう。

ドコモの2年縛り明けの契約更新月はいつからいつまでの要点整理
  • ドコモの2年縛り明けの契約更新月は、更新月及びその翌月・翌々月の3ヶ月間
  • これまでより更新月が1ヶ月延長され解約違約金を払わずに済むようになった

2年縛りの間に解約するとかかる費用は?

ドコモの2年縛りの間に解約するとかかる費用には、

  1. 解約違約金
  2. 月々サポートの割引終了
  3. 端末購入サポートの解除料

の3つがあります。
それぞれ見ていきましょう。

解約違約金

違約金は契約内容によって変動しますが、2年契約の途中で解約する場合、大半は9,500円(税抜)請求されます。

基本プラン(定期契約型)の違約金がかからない解約時期は2年に1度の3ヶ月の間しかありません。
「契約満了月を含む3ヶ月間」がその期間に当たります。

この期間以外の解約では違約金9,500円が発生します。

月々サポートの割引終了

月々サポートは、本体代金の負担を減らすために、2年間にわたって少しずつ基本料金の割引をします。
2年以内に解約または機種変更をしても違約金は発生するわけではなく、値引きが無くなるだけです。

  1. 本体代金125,064円(月々5,211円)
  2. 月々サポート57,024円(月々2,376円)

の内、途中解約すると、月々サポートが消えて受けられる割引がなくなって、端末代金を途中から実費で払わないといけないということですね。

ちなみに、

  1. 機種変更
  2. 解約
  3. 番号保管
  4. パケットパック解約

主にこの4つをすると月々サポートがなくなります。
落として画面が割れた、なくした等の理由で機種変更してもサポートは消えてしまいます。

ケータイ補償に加入があれば問題ありませんが、補償なしでどうしても機種変更する場合は悲惨です。
こういったことを避けるためにも購入して間もない間は補償に入るべきと思います。

端末購入サポートの解除料

一方、端末購入サポートは、1年縛りです。
こちらの割引は本体代金を一括値引きをする代わりに1年以内は条件が付きます。

例えば、

  1. 本体代金86,184円
  2. 端末購入サポートの割引70,632円

ならば、1年以内の解除料(違約金)は値引き率によって異なりますが、こちらの機種は35,316円の違約金が発生します。
なお、解除料金は翌月請求での一括払いが必要になるので分割払いにすることはできません。

そして、当然ですが、スマホ/ガラケー端末代の支払い残高(残債)は払う必要があります。
ドコモ(docomo)を解約する場合、端末代を分割払いにしているなら、解約と同時に残りの支払いが一括で請求されます。
これを踏み倒すなら、信用情報のブラックリストに載ってしまいます。

ドコモのiPhoneをはじめ、ドコモスマホなら大抵毎月数千円の「月々サポート」を2年間受けられるはずです。その2年の途中で解約する場合は、それがなくなるわけですから、一括で残りを支払わねばなりません。

スマホアドバイザー

端末購入サポートは、一回で値引きが入るので一括購入しやすいです。
一方で、1年以内に解約すると、値引き分を実費請求されるので気をつけてください。

ドコモの2年縛りの間に解約するとかかる費用はの要点整理
  • ドコモの2年縛りの間に解約するとかかる費用は解約違約金以外に、月々サポート、端末購入サポートの費用がある
  • 月々サポートは、実費が請求されるわけではなく、割引されるはずだった金額がなくなるだけ

2年縛り明けの契約更新月の確認方法は?

ドコモの2年縛り明けの契約更新月の確認方法は以下のとおりです。

  1. My docomoにアクセス
  2. dアカウントのIDとパスワードを入力してログイン
  3. docomoオンライン手続きをタップ
  4. ご契約内容確認・変更→2ページ目にある「契約満了月は○年○月です」を確認

また、スマホからアクセスする場合は、ログイン後契約内容確認などオンライン手続き→ドコモオンライン手続き→ご契約内容確認・変更とタップして、2ページ目にある「契約満了月は○年○月です」をチェックしてください。

「契約満了月は○年○月です」と出ていたら、契約更新月は、契約満了月と、、その翌月と翌々月になりますね!

もしくは、手っ取り早い確認方法は、直接NTTドコモに電話することです。

  • ドコモケータイ(スマホ)から・・・151 (無料)
  • その他の電話から・・・0120-800-000 (無料)

ただ、「自動音声案内」聞いて、要件番号を押して、対応待ちして、やっとオペレーターにつながったら、本人確認して・・・、5分以上かかるので、ネットからのほうが早いかもしれないです。

スマホアドバイザー

不安な方は、ドコモショップで確認してもいいですね。
ドコモショップで整理券を取ると直ぐに係の店員さんが来てくれ、「解約月の確認がしたい」旨をを告げれば、3分ほどで待合椅子のところに、【支払額/割引額に関するご確認】のプリントアウトしたものを持ってきてくれます。
そこには端末の支払残高や回数、契約の適用開始日、適用終了日が明記してあります。

解約月を逃してしまうと、9,500円の解約金を支払うか、2年契約延長になりますから慎重に確認しましょう。

ドコモの2年縛り明けの契約更新月の確認方法はの要点整理
  • ドコモの2年縛り明けの契約更新月の確認方法は、電話、ネット、店舗でできる
  • ネットからするのが待ち時間が少なく一番オススメ

契約更新月で解約するのにベストな日にちは?

ドコモ(docomo)の更新月で解約するのにベストな日にちはいつなのかを見ていきましょう。
契約更新月に解約したほうがいいのは当然なのですが、その中でもどの日にちに解約がベストなのか確認していきましょう。

ドコモ解約月は日割りはなく満額請求

ドコモ(docomo)では、スマホ・ガラケー解約のときに使用料が満額かかります。
うして解約するときだけ1日分しか使っていないのに、1ヶ月分支払う必要があるのか。

と思いますが、これはルールなので仕方ないですね。

ドコモの締め日は?

ドコモの締め日は非常にわかりやすく毎月1日から月末までとなります。
そして、契約期間のカウントは、原則申し込みをした翌月からスタートとなります。

例えば、10月15日契約をした場合は、1月から契約の1ヶ月目とカウントされます。

解約は月初より月末がオススメ

ドコモ(docomo)の解約が月初・月半ば・月末いつ申し込みするのがお得かをMNPの場合について見ていきます。
結論的には、ドコモのMNP転出は月末にするのがお得です。
auに乗り換えるなら、たとえば9/25にauにMNPで申し込んだ場合、

  • 1日目(9/25):MNP予約番号を取得
  • 1日目(9/25):auのオンラインショップでMNPで申し込み
  • 2日目(9/26):auのスマホの配送完了通知
  • 3日目(9/27):auのスマホの到着
  • 3日目(9/27):auのスマホの開通作業…利用開始=解約日

という流れにすると月末までに解約できてお得です。

MNPの場合はスマホ到着後にSIMの切り替え作業を行ったタイミングが利用開始日になります。
そして、auの利用開始日=ドコモの解約日となります。

MNPの場合も、au側の初月の月額料金は日割りなので、auの初月の料金についてはそこまで気にする必要はありません。
しかし、解約元のドコモについては、締め日を過ぎると、の翌月分の月額料金が発生してしまいます。

ドコモ(docomo)の月額料金は7,000円〜8,000円程度します。
なので、ドコモは月末を過ぎてから開通作業をしてしまうと、7,000円〜8,000円が余計に取られてしまうということになります。
SIMの切り替え作業を、ドコモならたとえば10月1日になる1日前の9月30日までにするだけで、ドコモの月額料金7,000円〜8,000円分を節約することができます。

1日契約だと契約更新月が1ヶ月前倒しに

ドコモ(docomo)の解約金がかからない月の考え方については、ここまで書いてきた通りなのですが、ドコモで新規契約をしたのが月初めの1日だった場合に関してのみ、契約満了月と解約金がかからない月の考え方が異なっています。
ドコモ(docomo)で新規契約をした場合、毎月1日の契約分に関してのみ、契約満了月はその前月となるため、解約金がかからない月はさらにその翌月となります。

■1日契約の場合

  1. 新規契約日:2017年8月1日
  2. 契約満了月:2019年7月
  3. 契約更新月:2019年7月、8月、9月

■1日契約以外の場合

  1. 新規契約日:2017年8月2日~31日
  2. 契約満了月:2019年8月
  3. 新規契約日:2019年8月、9月、10月

つまり、仮に2017年8月2日から8月31日までの間に新規契約をした場合、契約満了月は二年後の同月、つまり2019年8月となります。そして解約金がかからない月は、この契約満了月と翌月、翌々月、つまり8月と9月と10月です。

そして、2017年8月1日に新規契約した場合ですが、この場合には契約満了月が2019年7月となりますので注意が必要です。
すなわち、解約金がかからない解約更新月は契約満了月である7月と8月、9月となります。

スマホアドバイザー

1日に契約した場合に関してのみ、更新月の考え方が違うのが何故なのかはわかりません。ドコモのルールと考えるしかありません。
いずれにしても、更新月についてはMy docomoやドコモショップで確認しておくのがお勧めです。

ドコモの更新月で解約するのにベストな日にちはの要点整理
  • ドコモの更新月で解約するのにベストな日にちは月末
  • 解約月は満額請求になるので、ドコモを使い切ってから解約する方がお得

2年縛りなしフリーコースは割高

ドコモでスマートフォン・携帯を購入後、解約・他社への乗り換え時に違約金を支払いたくないというユーザーは、2年を経過したあとならいつ解約しても違約金が生じない「フリーコース」を選べます。

2年間の定期契約を行った場合には最初の2年後、契約更新月の間に「フリーコース」または「ずっとドコモ割コース」を自由に選択する権利がドコモ契約者にあります。
しかし、「フリーコース」は以下のように割高でオススメしないです。

基本プラン 2定期契約あり (解約金あり) 2定期契約なし
カケホーダイ(スマホ) 2,700円 4,200円
カケホーダイライト(スマホ) 1,700円 3,200円
シンプルプラン(スマホ)
※ 家族と一緒にシェアパック
を利用の場合
980円 2,480円
カケホーダイ(ガラケー) 2,200円 3,700円
カケホーダイライト(ガラケー) 1,200円 2,700円
シンプルプラン(ガラケー) 980円 2,480円

フリーコースにすると1,500円/月割高になります。
2年計算だと、6万6千円割高です。

これだったら、違約金を払って解約したほうがお得ですね。

なお、2年間の定期自動契約更新を中止したい場合、My docomoのオンライン手続き・またはドコモショップの窓口でずっとドコモ割→フリーコースの変更手続きが可能です。
フリーコース/ずっとドコモ割コースの選択が行えるのは、以下のプランに加入している場合です。

カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイプラン(ケータイ)、カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイライトプラン(ケータイ)、シンプルプラン(スマホ)、シンプルプラン(ケータイ)、データプラン(スマホ/タブ)、データプラン(ルーター)をご契約のお客さま

フリーコースに変更しても、各基本料金・パケットプランの月額料金は変わりません(ただし、ずっとドコモ割の特典はなくなります)更新月を過ぎてしまうと再びずっとドコモ割コースになるため、更新月についても事前に確認しておきましょう。

スマホアドバイザー

なお、この「2定期契約」期間中に、解約すると高額な解約金が発生するので「2年縛り」と呼ばれています。

2年縛りなし「フリーコース」は割高でオススメしないの要点整理
  • 2年縛りなし「フリーコース」は割高でオススメしない
  • フリーコースにすると1,500円/月割高になり、2年計算だと、6万6千円割高になる

ドコモの解約前に知っておきたい注意点

ドコモ(docomo)の解約前にやっておきたい3つのことは、

  1. @docomo.ne.jpのキャリアメールが利用不可に
  2. LINEアカウントの引き継ぎが必要
  3. dポイントが消滅する

といったものです。
実は、データ移行については、ドコモ(docomo)申し込み前にやっておかないといけないことは特ありません。
ただ、キャリアメールが利用できなくなってしまうので、友達や家族に連絡をしておくこと、あとはドコモ(docomo)申し込み手続きでミスをしないようにするのがポイントです。

@docomo.ne.jpのメールが利用不可に

ドコモ(docomo)に乗り換えると、大手通信キャリア(MNO)のキャリアメールは利用できなくなってしまいます。
そのため、docomo.ne.jpなどのキャリアメールで普段やり取りされている方に対して、メールアドレス変更の連絡をするようにしましょう。

ドコモ(docomo)に限らず、格安SIM(MVNO)に変更すると、キャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp)は諦めざるをえません。
したがって、

  1. Gmailの取得:キャリアメールの代わりのメールアドレス
  2. メールアドレス変更の連絡:メアド変更を伝えておきたい相手に
  3. Gmailへ送受信メールのデータ移行:できればやっておくと便利

というステップで、Gmailににメールアドレスを変更するようにしましょう。
メールアドレス変更の際には、メアドの変更連絡を周囲の方に伝える必要があります。

件名:xxです。メールアドレスを変更しました。
本文:
(BCCで送信しています)

xxです。
メールアドレスを変更しました。
今後は古いメールアドレスは利用しなくなり、新しいメールアドレスを利用します。
お手数ですが、登録をお願いします。

古いメールアドレス:xxx@yyy.ne.jp

新しいメールアドレス:xxx@gmail.com

新しいメールアドレスの利用開始:すでに利用中
古いメールアドレスの利用期限:xx月xx日

といった文面で、メアドの変更の連絡をしておきましょう。

LINEアカウントの引き継ぎが必要

新しくスマホを買い替えるという方は、LINE(ライン)のアカウントの引き継ぎが必要です。
アカウントの引き継ぎは、以下のステップで行います。

  1. 新しいスマホを購入
  2. 古いスマホでバックアップ
  3. 新しいスマホに復元

この内、特に大事なのが、古いスマホでのLINE(ライン)のバックアップです。
古いスマホでLINE(ライン)のバックアップ をせずに、新しいスマホでLINE(ライン)を使い始めようとすると、LINE(ライン)のトーク履歴が全部消えてしまいます。
少し前に流行ったLINEの乗っ取りなど不正利用を防ぐために、LINEは他のSNSに比べてセキュリティが厳しく、原則、1アカウント=1機種での利用というルールになっています。

そのため、機種変更で新しいスマホからLINE(ライン)にアクセスする場合は、しっかり古いスマホでバックアップを取る必要があるので注意してください!

dポイントが消滅する

ドコモ(docomo)を解約すると、dポイントは消滅していしまします。
dポイント(旧ドコモポイント)は機種変更の際の端末代に充当できるのですが、解約するなら当然その手も使えません。

スマホアドバイザー

しかしながら、解約前にdアカウントを作っておけば、dポイントは消失しません。
すでに作成している場合は、dポイント利用者情報 からポイント数をご確認ください。

まだ、dアカウントを作成していない方は、docomo へログインして、dアカウントを作ることをお勧めします。
そして、解約前にドコモ携帯利用料金に早めに充当しておき使い切っておきましょう。
または、ローソンで無料でもらえる dポイントカードを入手し、 dポイントクラブアプリ や dアカウントを紐づけ、dマーケットや dポイントが使えるお店やサービスで使い切ってください。

ドコモの解約前に知っておきたい注意点の要点整理
  • ドコモの解約前に知っておきたい注意点としては、@docomo.ne.jpのキャリアメールが利用不可に、LINEアカウントの引き継ぎが必要、dポイントが消滅するの3点がある
  • ただdポイントの消滅は、別のdアカウントを取っておけば消滅することはない

ドコモの解約手順は?

最後に、ドコモ(docomo)のドコモの解約手順を見ていきます。
解約といっても2種類あります。

1つが、完全に解約してスマホ(携帯)を持たないパターン、電話番号を変えて完全に新規契約で他社などで契約する場合もこちらです。
もう1つが、MNPを利用して電話番号をそのまま、他社に移るパターンになります。

解約方法は?

ドコモ(docomo)を純粋に解約をする場合は、残念ながら電話(WEB上含む)ではできず、最寄りのドコモショップに行く必要があります。
ドコモショップは、基本的に混雑していますので、必要な持ち物の不備などがあると待ち時間も含めて多大な時間がかかってしまいますので、忘れ物には注意しましょう。

  • ドコモのSIMカード(UIMカード)※SIMカードを紛失している場合は、ネットワーク暗証番号もしくは身分証明書で確認
  • 身分証明書「運転免許証」「マイナンバーカード」(ここまで1点でOK)

持って行くべきものは以上です。
簡単に行ってしまうと「SIMカード」と「身分証明書」ですね。

あとは、必ずネットワーク暗証番号を聞かれますので、忘れてしまっている場合は、事前に再確認(TELで151もしくはMy docomo)しておくとベターです。
また、SIMカードがスマホから取りだせない場合は本体ごと持って行けばすぐに取ってくれますので大丈夫です。

MNP転出の方法は?

MNP転出の場合は、ドコモショップへの来店以外に、電話、WEB(My docomo)でMNP予約番号を得る必要があります。
ドコモショップの場合は、上記と同様、来店予約をして行くとベターで、スタッフさんに「MNP予約番号」を欲しい旨を話して下さい。

■電話の場合

電話の場合は以下に電話をします。

  1. 151→ドコモ携帯(スマホ)から、0120-800-000→一般電話からTEL (9:00~20:00)
  2. 音声ガイダンスに従って「4」→「2」の順で押す→オペレーターにつながる→MNP予約番号が欲しい旨を話す

■WEBの場合

  1. 「マイドコモ」にアクセス
  2. dアカウントでログイン
  3. 携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)をクリック
  4. MNP予約番号をしっかりメモを取り、機種変更する会社のショップやWEB上にて入力(有効期限は15日間)
スマホアドバイザー

ちなみに、MNP転出をしようとすると、オペレーターから「もし〇〇(キャリア)に残って頂けるのであれば◯万円のポイントをお付けできますが」と提案されることがあります。
契約年数などによって変わりますが0~30,000ポイントほど個人差があるようです。

ドコモの解約手順はの要点整理
  • ドコモの解約手順は純粋な解約とMNP転出の2通りがある
  • 解約は店舗に行かないとできないので注意

まとめ

1ドコモの2年縛りとは?

ドコモ(docomo)では、2年間の契約を条件に大幅な割引をおこなう代わりに、途中で解約する際に約1万円の違約金(解約金)をユーザーに請求する契約方式をメインにしています。
この契約方式を2年縛りと言っています。

2 ドコモの2年縛り明けの契約更新月はいつからいつまで?

ドコモ(docomo)の2年縛り明けの契約更新月は、更新月及びその翌月・翌々月の3ヶ月間。
これまでより更新月が1ヶ月延長され解約違約金を払わずに済むようになりました。

3 ドコモの2年縛りの間に解約するとかかる費用は?

ドコモ(docomo)の2年縛りの間に解約するとかかる費用は解約違約金以外に、月々サポート、端末購入サポートの費用があります。
月々サポートは、実費が請求されるわけではなく、割引されるはずだった金額がなくなるだけ。

4 ドコモの2年縛り明けの契約更新月の確認方法は?

ドコモ(docomo)の2年縛り明けの契約更新月の確認方法は、電話、ネット、店舗でできます。
ネットからするのが待ち時間が少なく一番オススメ。

5 ドコモの更新月で解約するのにベストな日にちは?

ドコモ(docomo)の更新月で解約するのにベストな日にちは月末。
解約月は満額請求になるので、ドコモを使い切ってから解約する方がお得。

6 2年縛りなし「フリーコース」は割高でオススメしない

2年縛りなし「フリーコース」は割高でオススメしません。
フリーコースにすると1,500円/月割高になり、2年計算だと、6万6千円割高になります。

7 ドコモの解約前に知っておきたい注意点

ドコモ(docomo)の解約前に知っておきたい注意点としては、@docomo.ne.jpのキャリアメールが利用不可に、LINEアカウントの引き継ぎが必要、dポイントが消滅するの3点があります。
ただdポイントの消滅は、別のdアカウントを取っておけば消滅することはないです。

8 ドコモの解約手順は?

ドコモ(docomo)の解約手順は純粋な解約とMNP転出の2通りがあります。
解約は店舗に行かないとできないので注意。

ドコモ(docomo)はそもそも、「2年間契約してもらう代わりに、月々の料金の割引をする」という料金プランがメインです。
逆に、「2年以内に解約すると、割引も無くすし、違約金も負担してもらうよ」というのが2年縛りのルールになります。

2年縛りは、契約日から2年後の契約満了日及びその翌月・翌々月の3ヶ月で解けて、それを放置するとさらにまた2年縛りが始まります。
なので、ドコモ(docomo)を解約する場合は、この契約更新月の3ヶ月の間に解約するのがベストです。

もしこの契約更新月前に解約してしまうと、

  • 解約違約金
  • 月々サポートの終了
  • 端末購入サポートの解除料

のトリプルパンチで、結構無駄が多くなってしまいます。
ドコモ(docomo)の2年縛りは、結構いろいろ言われることも多いのですが、ドコモユーザーであれば、これに逆らうのはとても費用負担が多いです。

なので、ドコモ(docomo)に契約したら、最低2年は使うぞという気持ちで利用するようにしましょう!

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