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ワイモバイル(Ymobile)の端末保証が本当に必要か試算!故障安心パックの加入タイミングや補償内容、修理代、代替機など全知識


ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、画面割れ・水濡れから、電池パック交換、データ復旧と、補償の内容がとても充実しています。
でも、オプション料は2年間でなんと16,560円にもなります。
安いスマホなら買えてしまう金額を、オプションに払うのはあまりにもったいないです。
オプションに頼らなくても、実はガラスシートやカバーを付けておけば、端末を壊さずに済んだという方も多いです。
実際、端末保証に加入される方は、店頭で店員さんに説得される方くらいで、オンラインストアで契約される方は、端末保証は未加入の方がほとんどなんです!

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スマホの故障で一番多いのは、なんといっても画面割れです。
端末を落下させてしまって、ディスプレイが割れてしまう事故です。
画面割れを防ぐポイントは、液晶に張るガラスシート。
保護シートを100均のものにケチらずに、ガラスシートを利用するようにすれば、画面割れの確率は、かなり防げます。

なので、基本的にはワイモバイル(Ymobile)の端末保証は不要なのですが、例外的に
iPhone向けのAppleCare+for iPhoneはオススメだったりもします。
といことで、ワイモバイル(Ymobile)の端末保証の中身や必要性について、詳しく解説していきたいと思います。

ワイモバイルの端末保証オプションとは?

まもるくん

ワイモバイルって端末保証がありますよね。
今使ってるスマホも、画面を割ってしまって、端末保証に助けられたことがあるので、オプションは端末保証だけでも入っておこうと考えているのですが、どうでしょうか?

スマホアドバイザー

そうですね。
ワイモバイルは端末の保証内容がかなり幅広いのが特徴です。
端末の全損や水濡れはもちろん、データの復旧とか、ウィルスに感染した時でも、補償対象になっています。
店舗があるので、修理交換の受付時に、店頭でデータ移行の対応をしてくれる点も、他の格安SIM(MVNO)にはないところですね。
なので、比較的値段の高い端末を購入される際は、入っておくのも悪くないと思いますよ。

まもるくん

やっぱり、端末が壊れてから、あの時入っておけばよかった!って後悔するのは嫌なので、入っておいた方が良さそうですね。
でも、ワイモバイルの端末保証って、何種類もあって、結局どれに入ればいいか分からないです。
ちょっとややこし過ぎませんか?

スマホアドバイザー

たしかに一見ややこしそうに見えるのですが、iPhoneやAndroid、ガラケー、PHSでオプション名が分かれているだけで、一機種につき入れる端末保証は一種類です。
なので、実際に申し込んでみると、そこまで迷うことはないと思いますよ。

ワイモバイル(Ymobile)では、スマホが壊れた時に、修理代金を安くできる端末保証オプションが使えます。
端末保証は、スマホの保険のようなもので、月々オプション料を払っていくと、修理を実費ではなく、保証適用後の価格で対応してもらえます。
スマホの修理は、水濡れや全損だと3〜4万円程度することも普通なので、買って間もない内に壊してしまうと、高すぎて修理できないということもあります。
端末保証に入っておけば、以下のように、故障時の修理費用が抑えられます。

  • 端末保証のオプション料:月額500円〜700円程度
  • 修理代金:3〜4万円程度→5,000円程度
まもるくん

たしかに、修理費用が3〜4万円となると一気に払うのは大変ですが、5,000円くらいならなんとか払えそうです。
時々電車とかで、画面がバキバキ割れたまま使っている人を見かけますが、端末保証に入ってないからやむを得ず、修理をせずにそのまま使ってるってことなんですよね。
なんとなく、端末保証に入っておいた方がよいように思えてきました。

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、以下のように複数ありますが、機種ごとにオプション名が分かれているだけで、どれも補償の内容は大体同じです。

  • Android⇒故障安心パックプラス
  • iPhone⇒故障安心パックプラス、AppleCare+for iPhone
  • PHS⇒あんしん保証サービスプラス
  • ガラケー⇒故障安心パック-S
  • SIMのみ契約⇒故障安心パックライト

iPhoneのみ、ワイモバイル(Ymobile)の提供する「故障安心パック」と、Appleの提供する「AppleCare+for iPhone」の2種類のオプションに加入することができます。
また、2017年3月に入って、ワイモバイル(Ymobile)のSIMを他社端末で利用する方でも「故障安心パックライト」という端末保証に加入できるようになりました。

そんなワイモバイル(Ymobile)の端末保証が、具体的にどのようなサービス内容なのか詳しく見ていきたいと思います。

月額料金

端末保証オプションは、機種によって以下のように料金が分かれています。

  • 故障安心パックプラス(Android/iPhone)
    ⇒月額690円
  • AppleCare+for iPhone(iPhone)
    ⇒月額576円
  • あんしん保証サービスプラス(PHS)
    ⇒月額500円
  • 故障安心パック-S(ガラケー)
    ⇒月額500円
  • 故障安心パックライト(SIMのみ契約)
    ⇒月額500円

PHSやガラケー、SIMのみ契約向けの端末保証は500円と手頃で、Android/iPhoneのスマホ向けの端末保証は690円とやや高くなっています。
後ほど詳しく説明させて頂きますが、iPhoneは「AppleCare+for iPhone」の方がオプション料も安い上に、補償内容も充実しています。
iPhoneを利用で、端末保証に加入しようという方は、「AppleCare+for iPhone」に加入するのがオススメです。

まもるくん

Android向けの端末保証って意外と高いんですね。

スマホアドバイザー

そうですね。
たとえば、UQモバイルの端末保証だと月額350円なので、ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、その2倍ということになります。
たしかに補償内容は充実しているんですが、オプション料金が高いのが、ワイモバイル(Ymobile)の端末保証の弱点だったりします。

修理/交換代金

注意したいのが、端末保証に加入しても、故障時の修理や交換代金が無料になるわけではないということです。
端末の壊れ具合によって、修理や交換代金が変わってきて、

  • 修理の場合:
    画面割れ、スマホの内部の故障⇒0円
    外装の交換⇒1,500円程度
    全損、水濡れ⇒5,000円程度
  • 交換の場合:
    破損がひどく修理不可の場合など
    ⇒5,000円〜15,000円程度

と、上限金額は5,000円程度で、修理をしてもらうことができます。
端末が全損していて修理が不可と見なされた場合については、修理ではなく交換となります。
SIMのみ契約の場合は、端末の修理は行えず、すべて交換の対応となります。

なお、正確な修理・交換代金は、こちらの修理シミュレータで確認することができます。
端末が故障したら、修理・交換の受付は、ワイモバイル(Ymobile)の店舗で行います。
その際、店員さんから、概算の見積もりを伝えられOKであれば、代替え機にデータを移した後に、端末を店頭に預けるということになります。

スマホアドバイザー

端末保証に入っておいて特によかった感じるのは、画面割れや水濡れの修理代金が5,000円程度で済む場合だと思います。
画面割れや水濡れは端末によっては3〜4万の修理代金がかかってしまうこともあるので。

加入タイミング

端末保証オプションは、ワイモバイル(Ymobile)に契約と同時でしか加入できません。
なので、新規契約やMNPをするタイミングで、端末保証オプションに加入すべきかを決めなくてはいけません。
他のオプションの場合、契約後に必要性を感じたら加入できるのですが、端末保証オプションだけは契約時のみ、ということで加入される方も多いです。

端末保証は、上記のようにスマホを購入する際に、オプションにチェックを入れれば申し込みができます。
例外的に、「AppleCare+for iPhone」については、iPhone の購入から30日以内であれば直営店の Apple Store にて可能です。

補償内容

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、他社よりも月額料金が高めな分、補償内容は結構充実しています。

  1. 画面割れ・内部故障(iPhoneは対象外)
    ⇒無料
  2. 水濡れ・全損
    ⇒5,000円で修理
  3. 外装の破損(iPhoneは対象外)
    ⇒外装修理代金が90%割り引き
  4. 故障交換
    ⇒新品同等の同一機種と7,500円から交換可能
  5. バッテリー(iPhoneは対象外)
    ⇒電池パック1つが無料
  6. バッテリー[内蔵型の場合](iPhoneは対象外)
    ⇒交換費用の3,000円割引
  7. 盗難・紛失
    ⇒会員価格で新規端末購入
  8. ウィルス駆除(iPhoneは対象外)
    ⇒5,000円まで保証
  9. データ消失(iPhoneは対象外)
    ⇒無料

SIMのみの契約の場合は交換対応のみですが、セット販売のスマホやガラケー、PHS端末を購入する場合は、上記のすべてに対応しています。
ただし、iPhoneについては、画面割れ・内部故障、外装の破損、バッテリー交換、ウィルス駆除、データ消失は対象外と、補償対象外の項目が多いので注意してください。

まもるくん

iPhoneは、端末保証の補償範囲が狭いんですね。

スマホアドバイザー

そう見えますね。
でも、「AppleCare+for iPhone」に加入しておくと、なんと新品の端末と交換してもらえる場合もあるので、実はiPhoneがいちばん補償内容が手厚かったりします。
AppleCare+for iPhoneについては、一番最後で、詳しく説明させて頂こうと思います。

ワイモバイルの端末保証オプションの特徴

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、補償内容が、修理/交換、電池パック無料交換、データ復旧まで対応と幅広く、充実しています。
端末保証に加入するか見極めるためにも、ワイモバイル(Ymobile)の補償の内容について、詳しく見ていきたいと思います。

水濡れ、全損、盗難、紛失すべてに対応

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証では、

  1. 画面割れ・内部故障
    ⇒無料
  2. 水漏れ・全損
    ⇒修理1回につき5,000円程度 or
    会員価格で端末を新規購入
  3. 外装の破損
    ⇒修理1回につき1,500円程度
  4. 故障交換
    ⇒同一機種と交換で一回7,500円〜
  5. 盗難・紛失
    ⇒会員価格で端末を新規購入
  6. セキュリティトラブル
    ⇒上限5,000円まで補償
  7. データ復旧
    ⇒無料

など、あらゆる端末のトラブルに対応しています。
補償内容をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1.故障保証サービス(画面割れ、内部故障)

iPhoneは対象外ですが、Android・ガラケーについては、画面割れやスマホ内部の故障については無償で修理をしてもらえます。

  • 故障の際に修理代金が発生した場合でも、修理代金を100%割り引き
  • 水濡れおよび全損が原因で発生した端末の故障および外装破損については、故障保証サービスの適用対象外

2.水濡れ・全損保証サービス

水濡れ・全損保証サービス

端末が水濡れしたり、全損するなど、よりひどい故障の場合には、以下のような対応になります。

  • 水濡れ・全損などのトラブル時の対応
  • 水濡れ・全損などのトラブル時に、以下いずれかの対応を選べる
    ①5,000円で修理できます。※iPhoneは対象外
    ②同一機種または指定機種を、故障安心パックプラス会員価格で購入可能

3.破損保証サービス(外装の破損)

破損保証サービス、端末の本体の傷やヘコみなどのが気になる場合に、利用するサービスです。

  • 外装破損時に、外装修理代金が90%割り引きされます。
  • 修理受付終了機種に故障や破損が発生した場合には、指定機種を、会員価格で購入することも可能です。

破損保証サービスは、iPhone、Car Wi-Fi、Battery Wi-Fiは対象外です。

 4.故障交換サービス

全損などで、端末の修理では治らないと判断された場合は、新品同等の同一機種と交換になります。

  • 機種を新品同等の同一機種と交換。
  • 交換代金は、交換後の機種によって異なる。
    iPhone SE , Android One X1 , AQUOS Xx-Y ,Nexus 5X ,Nexus6
    ⇒10,000円
    iPhone 5s , Android One S2 , Android One S1 , 507SH , Nexus 6P , Nexus 5 , DIGNO E , AQUOS CRYSTAL Y2 , LUMIERE , AQUOS CRYSTAL Y , DIGNO C , Spray , DIGNO T
    ⇒7,500円

故障交換サービスは、STREAM S、ARROWS S、Car Wi-Fi、Battery Wi-Fi、タブレット、ケータイは対象外です。

5.盗難・紛失保証サービス

端末を盗難・紛失された場合は、同一機種またはワイモバイル(Ymobile)指定機種を、会員価格で購入できます。
会員価格は、利用している機種や時期によって変わりますが、大体20%くらいと思っておけばいいと思います。
修理や交換の場合と違って、購入になるので、あまりお得ではありません。
データも一切戻ってこないので、端末を無くしてしまうことだけは避けたいところです。

なお、端末を無くした場合は、

  • 回線を停止する:一般電話から0570-039-151、ワイモバイルの電話から151
  • スマホにロックをかける:
    パソコンから⇒iPhoneAndroid
    ワイモバイルのカスタマーセンターから⇒一般電話から0800-8888-143、ワイモバイルの電話から143

といった対処法があるので、補償を利用する前に、まずは上記の対応を行いましょう。

6.セキュリティトラブル補償

物理的な故障ではなくて、ウィルスにかかってしまった場合など、セキュリティのトラブルが起きてしまった場合に、以下の内容で補償が受けられます。

不正アプリのインストールなどで、意図しない挙動が発生するなどの端末トラブルにより、専門業者によるウィルス駆除サービスなどにかかった費用を上限5,000円まで補償。

スマホアドバイザー

ただ、実際は、スマホを見ていて「ウィルスに感染しました」というポップアップが出たりしても、それほど心配する必要はありません。

「ウィルスに感染したと見せかけて、実際はセキュリティアプリに加入を促すための広告」ということが99%です。
ウィルスはWindows向けのものがほとんどで、iPhoneやAndroidのウィルスというのは皆無といってよいほど、存在しないので安心してください。

7.データ復旧支援サービス

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証でスゴイのは、水濡れなどで電源が入らなくなってしまった端末のデータを、復旧させてくれるサービスが使えることです。

  • 水没、水濡れ、画面割れ等の破損、落下等による故障で電源が入らないもの及び筺体破損などのトラブル時、スマートフォン・タブレットから通常データを無料で復元。
  • 復旧対象データは「電話帳・写真・動画・音楽データ・メール・メッセージアプリのデータ
  • 以下の場合はデータ復旧の対象外。
    ・ 長時間放置などによりデータや基板が損傷しているもの
    ・誤削除などのデータ消失や初期化されたもの
    ・ OSやアプリケーションが不具合のもの
    ・ 契約者様所有以外の端末
    ・ Micro SDなどの記録媒体に記録されたもの

スマホには、電話帳データや写真など、重要な情報がめちゃくちゃたくさん入っているので、データ復旧ができるのはまさかの時に助かりますよね。
修理業者などに個別に頼むと、2万円くらいするので、意外と頼りになるオプションだったりします。

なお、上記内、iPhoneについては、データ復旧、セキュリティトラブル、外装の破損の保証は対象外なので、注意してください。

電池パックの交換が無料

スマホを長く使っていると、どうしても電話の持ちが悪くなってしまいます。
Android、ガラケー限定ですが、1年以上端末を利用かつ、端末保証に1年以上加入していると、電池パック1個が無料でもらえます。
バッテリーが内蔵型の機種の場合についは、バッテリー交換の修理代金を一律3,000円割引になります。

店頭で修理・交換の受付が可能

ワイモバイル(Ymobile)では、全国に1,000店舗以上のショップがあるので、店舗による修理受けができます。
通常、格安SIM(MVNO)は店舗による修理受付はしておらず、郵送での端末の交換や修理の対応であることが普通です。
郵送での修理の場合、代替え機へのデータ移行は自分でやらなければいけず、結構手間です。

一方、ワイモバイル(Ymobile)では店舗で修理受付ができるため、

  1. 壊れた端末を店舗に持っていく
  2. 店員さんが、端末の症状を確認して概算の見積もりを提示
  3. 店員さんが、代替え機にデータ移行
  4. メーカーで壊れた端末を修理
  5. 店員さんが、代替え機から修理後の端末にデータ移行
  6. 修理後の端末を持ち帰る

という形で、めんどうな故障端末⇔代替え機のデータ移行を、店頭でフルポートしてくれます。
修理完了までにかかる時間は、3日〜1週間程度です。
修理が終わると、お店から代替え機宛に電話がかかってくるので、お店に取りに行きましょう。
なお、修理の受付は、本人確認書類が必要と思われている方も多いですが、実はFeliCa対応端末でなければ、本人確認書類は不要で受付をしてくれます。

代替え機の貸出が無料

ワイモバイル(Ymobile)の修理受付の際、代替え機の貸出は無料です。
ただし、修理完了から、1ヶ月以上経っても代替え機が返却しない場合や、代替え機を無くしてしまった場合は、ペナルティがあるので気をつけましょう。

ワイモバイルの端末保証オプションは本当に必要?

新しくスマホを購入したら、なんとなく加入しておいた方がよいように思える端末保証ですが、果たして本当に必要なのか考えてみたいと思います。
というのも、端末保証の月額料金は、

  • 故障安心パックプラス(スマホ)⇒月額690円
  • 故障安心パック-S(ガラケー)⇒月額500円

と決して安くはありません。
端末保証を2年間利用すると、

  • 故障安心パックプラスの場合
    ⇒690円x24ヶ月=16,560円
  • 故障安心パック-Sの場合
    ⇒500円x24ヶ月=12,000円

と、格安スマホであれば、端末が買えてしまうくらいの金額です。
たしかに端末が破損したり水濡れしてしまった時の修理代は、安くなりますが、端末保証は、ワイモバイル(Ymobile)に契約してからずっと入り続けないといけないため、本当に加入するだけのメリットがあるかは慎重に考える必要があります。

また、そもそも、端末を購入して1年間はメーカー保証といって、無料で修理してもらうこともできます。

  • 内部の故障⇒無料
  • 画面割れ⇒有料
  • 水濡れ⇒有料
  • 破損⇒有料

すべてが無料というわけではありませんが、動作がフリーズしたとか、バッテリーが全然持たないなどの不具合であれば、メーカーによる無料の修理対応が受けられます。

端末保証に加入時の費用

スマホの端末保証に加入した場合に、2年間で費用がどのくらいかかるのか試算してみたいと思います。

合計:21,560円
<内訳>
保証のオプション料:16,560円
修理費用(水濡れ/破損):5,000円

修理をしなかった場合は、16,560円で済みますが、逆に言うと16,560円は、端末が壊れても壊れなくても絶対にかかってくる費用ということになります。
バッテリーの交換はたしかに無料にはなりますが、最近のスマホはバッテリーの持ちもよくなってきており、1〜2年で新品のスマホのバッテリーを取り替える必要がなかったりもします。

端末保証に未加入時の費用

一方、端末保証に加入していない場合に、2年間でかかる費用は以下のようになります。

合計:3万円前後
<内訳>
端末本体の基盤の交換
ディスプレイの交換

水濡れやディスプレイが割れた場合、端末にもよりますが、端末の修理代は3万円前後になります。
たしかに、端末保証を利用した場合よりも高くは付きます。
ですが、当然ながら、もし端末が故障しなければ、上記の3万円は一切かからないということになります。

ガラスシートやカバーにお金をかける方がオススメ!

端末の故障として、多いのはなんといっても、画面割れです。
原因は、移動中に、スマホをアスファルトなどに落としてしまって、画面にヒビが入ったり、割れてしまったりする事故です。
なので、端末の故障は、落下事故を防ぐのが一番重要になってきます。
そして、端末の落下を落下させても、

  • ケースで端末の側面をしっかりカバーする
  • ガラスシートで画面を保護する

の二つの対策で、画面割れはかなりの確率で防ぐことができます。
実際、私も何度もスマホを落としてヒヤっとすることがありますが、画面割れや本体が破損したことは一度もありません。
ポイントは、ディスプレイの保護シートは100均のものではなく、ちょっと高めのガラスシートを利用することです。
ちょっと高めといっても、2,000円〜3,000円くらいのもので十分です。
ガラスシートがちゃんとしていれば、側面をカバーするケースは意外と100均のものでも大丈夫だったりします。
つまり、合計たったの3,000円くらいのガラスシートとカバーを揃えるだけで、端末保証のオプション料を節約することも全然可能なわけです。
ちょっと不安に思われるかもしれませんが、ディスプレイの破損がガラスシートで守られていると思うと、後は注意するのは、水濡れだけです。
注意するポイントが水濡れの一点に絞られてくると、意外と事故を起こしてしまう確率が減ってくるものです。

というわけで、高額な端末保証には入らずに、ガラスシートやカバーでしのぐのが、一番オススメの方法です。

iPhoneの端末保証「AppleCare+for iPhone」はお得

基本的に、端末保証はオプション料が高いのであまりオススメではありませんが、「AppleCare+for iPhone」だけは例外だったりします。
AppleCare+for iPhoneに加入すると、iPhoneの保証期間が2年間に延長されます。
ワイモバイル(Ymobile)でiPhoneを利用される場合は、故障安心パックプラスよりも、AppleCare+for iPhoneに加入した方がお得です。
その理由は、AppleCare+for iPhoneに加入すると、端末を修理ではなく、新品端末に交換してくれるからです。
Androidやガラケーの場合、端末保証に入っていても、修理もしくは、新品同様端末への交換の対応になります。
新品同様の端末といっても、お店の展示品などと交換してくれるだけで、新品ではありません。

ですが、iPhoneの場合、本当に箱に入った新品のiPhoneと交換してくれるんです。
月額576円を積み立てておくだけで、もし壊れてしまった場合でも、新品と交換してくれるなら、結構お得だと思います。
というのもAndroidやガラケーと違って、iPhoneは利用者が多いので、発売日が古い機種であっても、中古ショップなどで高値で売れることが多いんです。
AppleCare+for iPhoneを利用して、新品端末に交換してもらった後に、中古ショップで売れば、新しいスマホを購入するための代金にも充てられます。
ということで、AppleCare+for iPhoneについては、端末保証の中でも例外的にオススメできます。

なお、AppleCare+for iPhoneは、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからは加入するのではなく、ワイモバイル(Ymobile)に契約した後、以下の手順でAppleに電話をして加入します。
iPhone購入後、30日以内であれば、AppleCare+for iPhoneに加入することができます。

  1. フリーダイヤル「0120-277-535」に電話
  2. [1]をプッシュ

すると、オペレーターの方につながるので、AppleCare+for iPhoneに加入させてもらいましょう。

まとめ

1 ワイモバイルの端末保証オプションとは?

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、以下のように機種によってオプション名が分かれています。
ややこしく思われるかもしれませんが、iPhone以外は、機種に対して入れる端末保証オプションは一つです。

  • 故障安心パックプラス(Android/iPhone)→月額690円
  • AppleCare+for iPhone(iPhone)→月額576円
  • あんしん保証サービスプラス(PHS)→月額500円
  • 故障安心パック-S(ガラケー)→月額500円
  • 故障安心パックライト(SIMのみ契約)→月額500円

なお、端末保証オプションは、契約時にしか入れないので、注意しましょう。

2 ワイモバイルの端末保証オプションの特徴

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証オプションは、水濡れ、全損、電池パックの交換まで、幅広く対応していて、充実しています。

  • 水濡れ、全損、盗難、紛失すべてに対応
  • 電池パックを無料で交換できる
  • 店頭で修理・交換の受付が可能
  • 代替え機の貸出が無料

店頭での修理受付もしてもらえ、代替え機の無償貸出や、データ移行のサポートなどがあり、修理手続きの手間が、他の格安SIM(MVNO)よりだいぶ少なく済みます。

3 ワイモバイルの端末保証オプションは本当に必要?

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証オプションは、サービスは充実しているものの、オプション料だけで、2年間で21,560円と決して安くはありません。
端末の故障の最大の原因は、端末の落下による画面割れです。
画面割れは、ガラスシートやカバーを購入することで、防げます。
端末保証オプションには加入せず、ガラスシートとカバーで端末を大切に利用して、オプション料は節約するのがオススメです。

4 iPhoneの端末保証「AppleCare+for iPhone」はお得

ただし、iPhoneの端末保証である「AppleCare+for iPhone」については例外で、オススメだったりします。
AppleCare+for iPhoneについては、Android向けの端末保証と違って、iPhoneが故障した際に、新品端末と交換することができるんです。
iPhoneは利用者数も多く、ちょっと古い機種でも、新品であれば、かなり高値で買い取ってくれることが期待できます。

ワイモバイル(Ymobile)の端末保証は、水濡れ・画面割れから、電池の交換やデータ復旧まで、補償内容がとても幅広くなっています。
ですが、オプション料を積み上げていくと、2年間で16,560円と、端末本体が買えるほどの値段になってしましいます。
実は、端末の故障の一番の原因は、端末を落下させることによる画面割れです。
この画面割れ、ガラスシートやカバーを付ければ、かなりの確率で防ぐことができるんです。
たしかに端末保証は付けておいた方が安心ですが、ガラスシートやカバーをしっかりつけておけば、意外とオプションに頼らなくても、端末を壊わさずに済みます!

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