ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットって何?使い方や期限、Amazonギフトカードのもらい方、端末購入は可能?
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、事務手数料を割引くためのクーポン券のようなものです。
ですが、このクーポン券、思わぬ落とし穴があります。
たしかにSIMスターターキットを利用すると、事務手数料が2,000円程度安くなりますが、SIMスターターキットを利用すると、2年間もプラン変更ができなくなってしまうんです。
たった2,000円の割引のために、プラン変更ができなくなるのはわりに合わないと思うので、ワイモバイル(Ymobile)の申し込みはSIMスターターキットを利用せずに、オンラインストアから申し込みをするのがオススメです。
スターターキットより確実にお得な申込先はこちら!
SIMスターターキットで誤解されがちなのが、Amazonギフト券が最大15,000円もらえるキャンペーンです。
実は、この15,000円、SIMスターターキットを使わなくてももらえます。
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアから、直接申し込みをすると、最大15,000円分のキャッシュバックを受けられるんです。
また、SIMスターターキットを利用してワイモバイルに申し込みをすると、非公式のAmazon経由での申し込みになるため、ワイモバイルの店舗や電話によるサポートを受けづらくなるというデメリットもあります。
意外とデメリットの多いワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットですが、詳しく解説していきたいと思います。
Contents
ワイモバイルのSIMスターターキットって何?
ワイモバイル(Ymobile)では、SIMスターターキットというちょっと不思議なパッケージがあります。
「キット」という名前からすると、何か組み立てるようなものを想像する方がいらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、
SIMスターターキット=事務手数料が割引になるクーポン券
のことです。
そして、上記のクーポン券の中には、SIMカードが入っています。
ワイモバイル(Ymobile)というと、端末とセットで購入するイメージが強いですが、SIMスターターキットを使ってワイモバイル(Ymobile)に申し込みをすると、SIMカード単体でも契約することができるんです。
- AmazonでSIMスターターキットを購入
↓ - 専用ウェブサイトから申し込み/本人確認アップロード
↓ - お手持ちのスマホにSIMカードを挿す/利用開始
という3ステップで、ワイモバイル(Ymobile)のSIMカードを使い始めることができ、事務手数料も割引になります。
ということで、そんなワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットについて、詳しく見ていきたいと思います。
割引内容
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットを利用すると、事務手数料の割引の割引が受けられます。
SIMスターターキットは、Amazonで990円で購入することができます。
そして、SIMスターターキットを利用してワイモバイル(Ymobile)に申し込みをすると、事務手数料3,240円が無料になります。
つまり、
- 事務手数料:
3,240円→無料 - SIMスターターキット:990円
と、事務手数料がSIMスターターキット代の990円に、割り引かれるということになります。
SIMスターターキットの費用さえ払えば、事務手数料は不要になるわけです。
割引額でいうと、3,240円-990円=2,250円ということで、事務手数料が2,250円割引きになるということになります。
そして、SIMスターターキットにはもう一つ特典があり、Amazonギフト券が最大15,000円分もらえます。
SIMスターターキットを購入したあとに、ワイモバイル(Ymobile)に契約する際に、料金プランを選びますが、選ぶプランによって、
- スマホプランS→10,000円分のAmazonギフト券
- スマホプランM/L→15,000円分のAmazonギフト券
をそれぞれもらうことができます。
ただ、後ほど詳しく説明させて頂くように、実はSIMスターターキットを使ず、オンラインストアから申し込みをしても、最大15,000円のキャッシュバックが受けられます。
AmazonのSIMスターターキットのページを見ると、データ容量2倍/ワンキュッパ割など、SIMスターターキットを使わなくても受けられる通常の割引についても、詳しく説明されています。
ですが、SIMスターターキットによって特別受けられる割引は、事務手数料の割引のみで、他の割引についてはワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアから申し込みをしても、同じように適用されます。
利用条件
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、ワイモバイル(Ymobile)の契約すべてに利用できるわけではなく、以下の場合にのみ利用できます。
- 契約方法:新規契約/MNPどちらでも可能
- 契約タイプ:音声通話SIM/データSIM契約 ←端末とセットは不可
- 料金プラン:スマホプランS/M/L ←ケータイプランは不可
ということで、SIMスターターキットは、スマホのSIMカード単体の契約の場合にのみ利用できます。
SIMカード+端末とセットの契約や、ガラケーの契約には利用できないため、注意してください。
【SIMスターターキットは、MNPでも利用可能】
なお、SIMスターターキットは新規契約だけでなく、電話番号をそのまま乗り換える(MNP)場合でも使うことができます。
MNPの場合は、SIMスターターキットを利用して専用ウェブサイトから申し込みをすると、
今利用しているSIM → 新しいSIM(SIMスターターキットに入っているSIM)
に回線が自動で切り替わり、新しいSIMでもこれまでと同じ電話番号を利用することができます。
購入場所
SIMスターターキットは、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアではなく、Amazonなどのネットショッピングサイトなどで購入します。
SIMスターターキットは、どこでも同じ価格というわけではなく、以下のように購入場所によって販売価格が異なります。
- Amazon→990円
- ヨドバシ→1,050円
- ヤフーショッピング→3,240円
- Yahoo携帯ショップ→3,240円
SIMスターターキットはどこで購入しても、ワイモバイル(Ymobile)の事務手数料が無料になるという特典は変わりません。
なので、SIMスターターキットは価格が安いほど得なので、基本的にはAmazonで購入するのがオススメです。
ただ、ヨドバシカメラ→ヨドバシポイント、ヤフーショッピング,Yahoo携帯ショップ→Tポイントが使えるので、ポイントが貯まっている方は、他のサイトでSIMスターターキットを購入してもよいと思います。
有効期限
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットの有効期限は、購入後1ヶ月です。
せっかく、SIMスターターキットを購入しても、有効期限が切れて使えなくなってしまっては、費用が無駄になってしまいます。
なので、SIMスターターキットは、ワイモバイル(Ymobile)を契約することが決まって、申し込む直前になってから購入する方がオススメです。
SIMスターターキットなしでもキャッシュバックはもらえる
SIMスターターキットで、結構勘違いされやすいのが、Amazonのギフト券プレゼントに関してです。
SIMスターターキットを購入しないと、最大15,000円のAmazonギフト券プレゼントはもらえないと思われている方は結構多いようです。
でも実は、以下のように、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからSIMカードを申し込んでも、
- スマホプランS→10,000円のキャッシュバック
- スマホプランM/L→15,000円のキャッシュバック
を受けることができます。
Amazonギフト券ではなく、キャッシュバックと形は変わるものの、もらえる金額としては同じです。
なお、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからのキャッシュバックは、契約成立の翌々月以降に、10,000円/15,000円分の普通為替証書が郵送されます。
普通為替証書を郵便局に持っていくと、現金と交換してもらえます。
ただし、以下に該当するとキャッシュバックが受け取れなくなるので、気をつけてください。
- 契約時のプランまたは契約種別を変更している場合
- 解約している場合
- 支払いを滞納している場合
- 発送先住所が不明、転居・連絡不能などの理由により、SIMカードが届けられなかった場合
- SIMカードの受取人が不在で、郵便局預りになっていた郵便物の保管期間(配達の翌日より7日間)に受取出来ず差出人戻りになった場合
- ソフトバンクからの番号移行、ディズニー・モバイル・オンソフトバンクからのMNPの場合
キャッシュバックは、契約成立の翌々月以降になります。
なので、キャッシュバックをもらうまでは料金プランを変更したり、解約をしたり、支払いを滞納したりしないように、気をつけましょう。
また、ソフトバンクからのMNPの場合も、キャッシュバック対象外です。
【Amazonギフト券/キャシュバックはここが違う!】
Amazonギフト券でもキャッシュバックでも、
・スマホプランS→10,000円
・スマホプランM/L→15,000円
がもらえることには変わりはありません。
しかし、Amazonギフト券をもらう場合、大きなデメリットがあります。
それは、2年以内にスマホプランM/L→スマホプランSにプラン変更をすると、違約金が発生してしまう点です。
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアでは、プラン変更によるペナルティはありませんが、SIMスターターキットを利用するとプラン変更が難しくなります。
契約後にプラン変更をするかもしれないという方は、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからSIMカードを申し込んでおく方がオススメです。
ワイモバイルのSIMカードの申し込み方法は4種類ある
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、SIMカード+端末のセット契約に対しては利用できず、SIMカードのみの契約に利用できます。
ところが、このSIMカードのみの契約、様々なところから契約ができるので、どこから申し込んでよいか分かりにくくなっています。
申し込み場所によって、受けられる特典などが少しずつ変わってくるので、参考にして頂ければと思います。
Amazon
普段Amazonを利用されている方は、普段使い慣れているAmazonからワイモバイル(Ymobile)に申し込みができて便利に感じる方も多いです。
Amazonでワイモバイル(Ymobile)のSIMカードを申し込む場合は、以下のようなメリット/デメリットがあります。
メリット
- 事務手数料が
3,240円→990円と安くなる - 音声通話SIM/データSIMどちらでも契約が可能
- データSIM(1GB)が月額980円で契約でき、Enjoyパックが無料で使える
デメリット
- 2年間はプラン変更ができない
- Amazon経由での契約となるため、ワイモバイルの店舗などでサポートが受けられないことがある
また、Amazonで購入したものということで、Amazonのギフト券が届かない場合などトラブルがあった時に、店舗や電話窓口でサポートが受けられない場合があるというのも、わりと大きなデメリットだと思います。
Yahoo携帯ショップ
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアとの違いが、非常にややこしいのが、Yahoo携帯ショップです。
- Yahoo携帯ショップ→音声通話SIM/データSIMを販売
- ワイモバイルのオンラインストア→SIM+端末のセット、音声通話SIMを販売
ということで、Yahoo携帯ショップは、SIMカードのみを購入できるWebサイトです。
Yahoo携帯ショップで、SIMカードを購入するメリット/デメリットは以下の通りです。
メリット
- 音声通話SIM/データSIMどちらでも契約が可能
- Yahooプレミアム会員だと、データSIM(1GB)が月額500円で契約できる
デメリット
事務手数料の割引がない
Yahoo携帯ショッピングでも、実はSIMスターターキットが利用できます。
ですが、Yahoo携帯ショップでSIMカードを契約する場合は、Amazonで購入したSIMスターターキットは利用できず、Yahoo携帯ショップでSIMスターターキットを購入する必要があるんです。
そして、Yahoo携帯ショップのSIMスターターキットは3,240円なので、普通に事務手数料を払うのと変わりません。
つまり、Yahoo携帯ショップの場合、SIMスターターキットのメリットは全くありません。
また、Yahooプレミアム会員の場合、Yahoo携帯ショップで契約すると、データSIM(1GB)の月額料金が980円→500円に割り引かれます。
ですが、Yahooプレミアム会員費432円は割引にならないので、合計で
データSIM(1GB):500円+Yahooプレミアム会員費432円=932円
で月額932円かかり、それほどお得ではありません。
データSIMの月額料金とサービスをYahoo携帯ショップ/Amazonとで比較すると、
- Yahoo携帯ショップ経由→月額932円/Yahooプレミアム会員
- Amazonのスターターキット経由→月額1,000円/Enjoyパック
ということで、
Amazonのスターターキット経由だと、月額1,000円で、Enjoyパックも利用できます。
実はEnjoyパックに加入すると、Yahooプレミアム会員にも自動で加入することになり、さらに、毎月500MBのデータ容量をもらえる特典も付くんです。
同じくらいの月額料金でYahooプレミアム会員になれるんだったら、データ容量が500MBもらえる分、Amazonのスターターキットで契約する方がお得だと思います。
店舗
ワイモバイル(Ymobile)では、全国に1,000店舗のショップがあり、自宅の最寄りに店舗があるという方もいらっしゃるかもしれません。
店舗でSIMカードを申し込むメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 分からないことが聞ける
- 持っている端末で、SIMが動作するか確認できる可能性がある
デメリット
- 事務手数料の割引がない
- オプションを付けられて月額料金が上がる可能性がある
- 待ち時間や手続きの時間が長くなる
店舗で、SIMカードを申し込む場合、音声通話SIMのみ契約可能です。
ワイモバイル(Ymobile)のSIMカードを、今利用しているドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)の端末で利用したいという方もいらっしゃると思います。
SIMフリーのスマホであれば、こちらの動作確認済み端末一覧に載っている機種であれば、問題なく利用可能です。
一方、ドコモ、au、ソフトバンクなど大手キャリア(MNO)の端末については、上記の動作確認済み端末に記載されていないものも多いです。
そのため、テザリングやVoLTEなどの機能については、実際に大手キャリア(MNO)の端末にワイモバイル(Ymobile)のSIMを挿してみないと、確実に動作するとは言い切れません。
店舗によっては、SIMカードを貸し出してくれる場合もあるので、お手持ちのスマホがワイモバイル(Ymobile)のSIMで使えるか確認させてもらってもよいと思います。
ワイモバイルのオンラインストア
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアは、セット販売の端末専用かと思いきや、上記のようにSIMカード単体でも申し込みが可能です。
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアで、SIMカードを申し込むメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 最短翌日到着とすぐ届いて、すぐに使い始められる
- ワイモバイルの公式サイトなので、店舗でのサポートも受けられる
- チャットサポートで不明点を聞きながら申し込みができる
デメリット
事務手数料の割引がない
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアは、ワイモバイルが公式に運営しているWebサイトです。
そのため、キャッシュバックが受けられなかったりした時に、店舗や電話で問い合わせて、問題を解決することができます。
AmazonやYahoo携帯ショップで申し込むと、サポートが受けられずトラブルが起こった時に、めんどうになることが多いです。
たしかにAmazonのSIMスターターキット経由で申し込む場合に比べると、事務手数料の面では不利ですが、やはり公式サイトは安心感があります。
SIMカードを単体で契約する場合は、なるべくオンラインストアで申し込みをされることをオススメです。
当サイトが調べた一番おトクなワイモバイルの申し込み先はこちら
ワイモバイルのSIMスターターキットのメリット
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、公式サイトではないAmazon経由での購入/契約となるため、特典を受ける際のトラブルのサポートなどで不安があります。
とはいえ、やはり事務手数料が割引になるなどのメリットは魅力だと思います。
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットのメリットを、それぞれ見ていきたいと思います。
事務手数料が割引になる
SIMカード単体契約をする際に、事務手数料を割引くためには、SIMスターターキットを購入するしかありません。
SIMスターターキットの購入費用に990円かかるので、事務手数料3,240円が丸々割り引かれるわけではありませんが、契約時の初期費用を1円でも安くしたいという方にはSIMスターターキットはオススメです。
新規契約/MNPどちらでも使える
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットの中には、SIMカードが入っています。
そのため、電話番号をそのままで乗り換える(MNP)方は、利用するSIMカードが変わるので、SIMスターターキットが使えるか不安という方もいらっしゃいます。
ですが、ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、新規契約だけでなくMNPの場合でも利用可能です。
MNPの場合は、
- MNP予約番号を取得
↓ - SIMスターターキットを購入
↓ - SIMスターターキットのパッケージに書かれているURLから申し込み
↓ - 回線が切り替わると、利用中の携帯電話が繋がらなくなる
↓ - ワイモバイル(Ymobile)のSIMが使えるようになる
というステップになります。
データSIM契約で使える
AmazonでSIMスターターキットを購入すれば、データSIMの契約も可能です。
ワイモバイル(Ymobile)のデータSIMは、データ容量1GBで月額980円で利用できます。
さらに、AmazonのSIMスターターキットで、データSIMを申し込めば、Enjoyパックが無料で利用でき、毎月500MBのデータ容量を無料でもらえるという特典もあります。
【キャッシュバックを考えると通話SIMの方がお得!】
ワイモバイル(Ymobile)は、ソフトバンクが提供する格安SIM(MVNO)ということで、通信速度が速いです。
そのため、データSIMとして、ワイモバイル(Ymobile)のSIMを契約される方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、注意したいのは、データSIMではキャッシュバックが全く受けられません。
音声SIMであれば、スマホプランS(3GB):1,980円/月で、1万円のキャッシュバックが受けられます。
1万円のキャッシュバックということは、
10,000円÷12ヶ月=833円
ということで、1年間、月額833円の割引を受けられるのと同じ意味になります。
つまり、
1,980円-833円=1,146円
で、音声通話SIMが月額1,146円で持てるということです。
キャッシュバックを含めて考えると、月額1,000円程度で持てて、データ容量は3GBで、10分の無料通話が無制限に利用できるということで、データSIMよりも音声通話SIMの方がお得だと思います。
ワイモバイルのSIMスターターキットのデメリット
一方で、ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットのデメリットもあります。
事務手数料が割引になるクーポン券ということで、デメリットなんてないのではと思われるかもしれませんがが、思わぬ落とし穴があるので注意してください。
プラン変更をすると違約金がかかる
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、
- スマホプランS→10,000円分のAmazonギフト券
- スマホプランM/L→15,000円分のAmazonギフト券
と料金プランによって、もらえるギフト券の額が変わります。
なので、容量の大きいプランに申し込みをした方がたくさんAmazonギフト券がもらえることになります。
しかしながら、AmazonでSIMスターターキットを購入した場合、2年間はプラン変更ができません。
プランをM/L→Sのように変更すると、違約金が発生してしまうんです。
申し込みの手間がかかる
AmazonでSIMスターターキットを購入する場合、
- AmazonでSIMスターターキットを購入
- 専用のウェブサイトで申し込み
と、Amazonと専用ウェブサイトの2回に分けて申し込みが必要です。
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアなら、オンラインストアで申し込んだら、SIMカードが届くので1回の手続きで済みます。
送料がかかる
実は、AmazonでSIMスターターキットを購入すると、SIMスターターキット990円以外にも、送料350円が発生します。
なので、送料を合わせて考えると、
990円+350円=1,240円
で、SIMスターターキットの価格は1,240円となります。
事務手数料は3,240円なので、SIMスターターキットを購入した方が安くは済みますが、
3,240円-1,240円=2,000円
と、2,000円安くなるだけです。
たった2,000円の節約のために、そこまで手間をかけるかというのは微妙なところかもしれません。
購入後のキャンセルは不可
SIMスターターキットは、一度購入するとキャンセルできません。
SIMスターターキットが届いて、いざ申し込みをしようと思ったら、気が変わって申し込むのを止めた場合でも、SIMスターターキットに払った費用は返ってきません。
SIMスターターキットのデメリットの中でも、特にプラン変更ができなくなる点には注意したいです。
プラン変更による違約金は、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからの申し込みの場合は発生しません。
たしかに、SIMスターターキットだと事務手数料が2,000円程度安くはなるのですが、2年間プラン変更をできないことを考えると、オンラインストアから申し込みをした方がよいと思えます。
ワイモバイルのSIMスターターキットは必要?
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットのメリット、デメリットを踏まえて、SIMスターターキットが必要なのか見ていきたいと思います。
SIMスターターキットがオススメな方
- 1円でも安く契約したい方
- データSIMを契約したい方
ワイモバイル(Ymobile)SIMスターターキットは、SIMカードの契約に発生する事務手数料を1円でも安くしたい方にオススメです。
また、データSIMを契約するのは、Enjoyパックが無料で使えるため、AmazonのSIMスターターキットを利用するのが一番お得です。
SIMスターターキットがオススメでない方
- すぐにワイモバイルに申し込みたい
- SIMカード契約後、プラン変更をできるようにしておきたい方
- 契約後に店舗や電話でのサポートを受けたい方
- セット割の端末購入される方
SIMスターターキットは事務手数料はたしかに安くなりますが、申し込みに手間がかかります。
また、最大のデメリットとして、SIMカード契約後に、プラン変更をすると違約金がかかってしまう点です。
たった2,000円手数料が安くなるだけなのに、2年間プラン変更ができないのは、ちょっとわりに合わないと思います。
ということで、SIMカード単体で申し込みを考えている方は、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからの申し込みをオススメします。
データSIMの契約をされる方は、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアでは申し込みができません。
そのため、SIMスターターキットを利用することになるのですが、ワイモバイル(Ymobile)のデータSIMは、1GBプランで月額980円と結構高めです。
他の格安SIM(MVNO)であれば、もう少し安く契約することが可能で、データSIMの契約なら以下の格安SIM(MVNO)の方がオススメです。
LINEモバイル:月額500/1GB LINEがデータ無制限で使える
DMMモバイル:月額480円/1GB 業界最安値
UQモバイル:月額980円/3GB 通信速度が速い
周波数の関係でUQモバイルはauの端末でしか利用できませんが、OCNモバイルONEやDMMモバイルなら、ソフトバンクの端末でも利用することは可能です。
ワイモバイルのSIMスターターキットの使い方
SIMスターターキットを使ったワイモバイル(Ymobile)の申し込み方法を見ていきたいと思います。
SIMスターターキットを購入後、ワイモバイル(Ymobile)の専用ウェブサイトから申し込みをするのですが、申し込みをするところを間違えると、事務手数料が割引にならないので気をつけてください。
AmazonでSIMスターターキットを購入
まず、SIMスターターキットが最安値で購入できるAmazonで、SIMスターターキットを購入します。
SIMスターターキットは、音声通話SIM/データSIMは共通で利用できますが、nanoSIM用とmicroSIM用の二種類があるので間違えないように気をつけてください。
専用サイトから申し込み
SIMスターターキットが到着したら、専用ウェブサイトから申し込みを行います。
上記の専用ウェブサイトにアクセスすると、SIMカード番号を入力して申し込むことになります。
SIMスターターキットには、SIMカードが入っており、SIMカードの台紙のバーコードの下に、Tから始まる16ケタのSIMカード番号が記載されています。
SIMスターターキットを購入した場合、上記の専用ウェブサイト以外から申し込みをすると、事務手数料が無料にならないので注意しましょう。
Amazonギフト券をもらう
申し込みが完了してしばらくすると、ワイモバイル(Ymobile)のSIMカードが使えるようになります。
契約月の翌々月末に、SMS(ショートメッセージ)宛に、[ソフトバンク株式会社]という宛名から、Amazonのギフト券が届きます。
Amazonギフト券を確実にもらうための方法
SIMスターターキットを利用して、ワイモバイル(Ymobile)に申し込みをすれば、特別な手続きはをしなくても、Amazonのギフト券をもらうことができます。
ただし、以下に該当すると、Amazonギフト券のプレゼント対象外になってしまうので気をつけてください。
- 回線契約を解約した場合
- 利用料金の未払いが確認された場合
- 対象料金プラン以外の料金プランへ変更された場合
- ソフトバンクからの番号移行、ディズニー・モバイル・オンソフトバンクからのMNP
解約するとAmazonギフト券の返金は必要?
ワイモバイル(Ymobile)では、2年以内に解約すると、解約違約金が9,500円発生します。
Amazonギフト券プレゼントキャンペーンを利用した場合、解約違約金9,500円とは別に、契約期間に応じて、以下のように別途契約解除料というものが発生します。
- 加入月→9,259円
- 2 ヶ月→8,873円
- 3 ヶ月→8,487円
- 4 ヶ月→8,101円
- 5 ヶ月→7,716円
- 6 ヶ月→7,330円
- 7 ヶ月→6,944円
- 8 ヶ月→6,558 円
- 9 ヶ月→6,172円
- 10 ヶ月→5,787円
- 11 ヶ月→5,401円
- 12 ヶ月→5,015円
- 13 ヶ月→4,629円
- 14 ヶ月→4,243円
- 15 ヶ月→3,858円
- 16 ヶ月→3,472円
- 17 ヶ月→3,086円
- 18 ヶ月→2,700円
- 19 ヶ月→2,314円
- 20 ヶ月→1,929円
- 21 ヶ月→1,543円
- 22 ヶ月→1,157円
- 23 ヶ月→771円
- 24 ヶ月→385円
ということで、SIMスターターキットを利用して、Amazonギフト券をもらった場合は、2年以内に解約すると、契約解除料という形で返金が必要ということになります。
ワイモバイルのSIMスターターキットの注意点
最後に、ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットの注意点を、見ていきたいと思います。
SIMスターターキットは、事務手数料を無料にする割引券のようなものですが、無料でもらえるものではなく、購入するものです。
無料のものではないだけに、間違ったSIMスターターキットを購入してしまったり、購入したSIMスターターキットを間違って使わないように注意してください。
SIMカードのサイズはナノ/マイクロの2種類がある
SIMスターターキットは、nanoSIM用/microSIM用の2パターン用意されています。
nanoSIM、microSIMが使える端末は、それぞれ
- iPhone→nanoSIM(ナノ)
- ZenfoneなどのAndroid→micro(マイクロ)
ですが、nanoSIMを利用するAndroidもあります。
どのSIMがどの端末に対応するかは、以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
【参考記事】ワイモバイル(Ymobile)のSIMで利用可能な対応端末一覧!ドコモ、au、ソフトバンクの対応機種やMNP後の設定方法、注意点!
SIMスターターキットはなくても申し込みは可能
SIMスターターキットがないと、SIMカード単体は申し込めないと思われている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
音声通話SIMであれば、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアや店舗で申し込みが可能です。
ケータイプランでは利用不可
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットが利用できるのは、スマホ向けのプランのみです。
ガラケー向けのケータイプランSSやケータイプランでは利用できないので、注意してください。
セット割の端末購入と併用は不可
ワイモバイル(Ymobile)では、上記のようにiPhoneSEやNexus5Xなど他の格安SIM(MVNO)では購入できない端末を買でき、端末代もかなり割り引かれます。
ですが、SIMスターターキットは、SIMカード単体で契約する場合にのみ利用でき、セット割の端末では使えないので注意してください。
家族割引は同時申し込み不可
SIMスターターキットは、専用ウェブサイトから申し込みを行いますが、家族割引の申し込みは同時にはできないので注意してください。
SIMスターターキットを利用して申し込みをする場合は、ワイモバイル(Ymobile)のSIMカード到着後、店舗にて家族割引を申し込む必要があります。
追加となる契約者本人(副回線の契約者)が来店する場合、家族割引を適用させるには、店舗に以下の書類を持っていきます。
- 副回線の契約者の本人確認書類
- 家族確認書類
- 家族割引サービス同意書(PDFファイルのダウンロード)
家族割引サービス同意書は、主回線契約者の記入項目があるので、事前に記入してから来店しましょう。
主回線契約者が一緒に来店する場合は、家族割引サービス同意書は不要です。
また、家族確認書類とは、家族、または同住所であることが確認できる、それぞれの本人確認書類です。
主回線の方と、副回線の方が、同一住所に住んでいる場合は、同じ住所であることが確認できる主回線の方の本人確認書類があればOKです。
家族割引を適用させようと思うと、どうしてもSIMスターターキットで申し込みの後に、店舗に行かないといけません。一発で家族割引を適用するなら、SIMスターターキットを使わずに、直接、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアで申し込みをするというのも一つの方法です。家族割引の申し込み方法については、以下で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
【参考記事】ワイモバイル(Ymobile)の家族割引って?後からでも契約できる?オンラインの申し込み方法、同意書などの必要書類、請求先など
まとめ
1 ワイモバイルのSIMスターターキットって何?
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットとは、事務手数料を割引くためのクーポン券のようなものです。
音声通話SIM/データSIMなどSIMカード単体で契約される方が、利用できます。
2 SIMスターターキットなしでもキャッシュバックはもらえる
SIMスターターキットを利用すると、Amazonギフト券が最大15,000円分もらえます。
ですが、実は、SIMスターターキットを使わなくても、直接ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアで申し込みをすれば、15,000円分のキャッシュバックがもらえます。
つまり、SIMスターターキットを使うと特別に受けられる特典は、事務手数料割引のみということになります。
3 ワイモバイルのSIMカードの申し込み方法は4種類ある
ワイモバイル(Ymobile)のSIMカードの申し込みは、以下の4つからできます。
- Amazon
- Yahoo携帯ショップ
- 店舗
- ワイモバイルのオンラインストア
キャッシュバックを受けられない時のトラブルのサポートや、申し込みの手間を考えると、ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアの申し込みがオススメです。
4 ワイモバイルのSIMスターターキットのメリット
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットのメリットは、以下のようなものがあります。
- 事務手数料が割引になる
- 新規契約/MNPどちらでも使える
- データSIM契約で使える
オンラインストアからデータSIMは申し込めないため、データSIMを申し込む場合は、SIMスターターキットを利用する必要があります。
5 ワイモバイルのSIMスターターキットのデメリット
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットのデメリットは、以下のようなものがあります。
- プラン変更をすると違約金がかかる
- 申し込みの手間がかかる
- 送料がかかる
- 購入後のキャンセルは不可
特に注意したいのは、SIMスターターキットを利用する場合、プランM/L→Sのようにプラン変更をすると違約金がかかってしまう点です。
プランM/L→15,000円、プランS→10,000円とAmazonギフト券をもらえる額が違うため、ギフト券を多くもらって、プラン変更をする方がいないようにするためです。
ワイモバイル(Ymobile)のオンラインストアからの申し込みでは、プラン変更によるペナルティはありません。
6 ワイモバイルのSIMスターターキットは必要?
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、たしかに事務手数料が2,000円程度が安くなります。
ですが、Amazon経由で申し込むということで、店舗や電話でのサポートが受けられなかったり、途中のプラン変更で違約金を払う必要があるなどデメリットもあります。
たった2,000円で、プラン変更ができなかったりするのはちょっとわりに合わないと思います。
7 ワイモバイルのSIMスターターキットの使い方
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、Amazonで購入して、パッケージに記載されている専用ウェブサイトから申し込みをします。
専用ウェブサイト以外から申し込みをしてしまうと、事務手数料の割引が受けられなくなるので気をつけてください。
8 Amazonギフト券を確実にもらうための方法
SIMスターターキットを利用して、ワイモバイル(Ymobile)に申し込みをすれば、Aamzonギフト券はもらえるのですが、以下に該当するともらえなくなるので気をつけてください。
- 回線契約を解約した場合
- 利用料金の未払いが確認された場合
- 対象料金プラン以外の料金プランへ変更された場合
- ソフトバンクからの番号移行、ディズニー・モバイル・オンソフトバンクからのMNP
9 解約するとAmazonギフト券の返金は必要?
Amazonギフト券プレゼントキャンペーンを利用すると、通常の解約違約金以外に、契約解除料というものが発生します。
2年以内に解約すると、契約してから経過した月に応じて、返金が必要ということになります。
10 ワイモバイルのSIMスターターキットの注意点
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットは、以下の点に注意してください。
- SIMカードのサイズはナノ/マイクロの2種類がある
- SIMスターターキットはなくても申し込みは可能
- ケータイプランでは利用不可
- セット割の端末購入と併用は不可
- SIMスターターキットで申込時は、家族割引は申込不可
SIMカード単体で契約をする場合、SIMスターターキットが必須と思われている方もいらっしゃいますが、SIMスターターキットなしでも申し込みは可能です。
ワイモバイル(Ymobile)のSIMスターターキットとは、事務手数料が割引になるクーポン券です。
ですがこのクーポン券、思わぬ落とし穴があります。
たしかに事務手数料は2,000円程度安くなるのですが、なんと、契約後の2年間プラン変更ができなくなってしまうんです。
たった2,000円の割引のために、プラン変更ができないのは不便だと思うので、SIMスターターキットは利用せずに、直接オンラインストアから申し込みをするのがオススメです。
さらに、データSIMの申し込みの場合、Enjoyパックが無料で使え、他で契約するよりも、データ容量が毎月500MB余分に利用できるという特典があります。