UQmobileの速度制限(直近3日間、1ヶ月間)って実際どう?UQモバイルの通信規制時の実際の速度や解除に必要な期間、通信料金など
UQmobile(UQモバイル)の速度制限には、
- 直近3日間⇒直近3日間の通信量が6GB超えると、翌13時〜24時まで低速化
- 1ヶ月間⇒料金プランで定められた通信量を超えると、月末まで低速化
の二つのルールがあります。
1ヶ月間の速度制限は料金プラン以上に使ったらダメという普通の話なのですが、直近3日間制限というちょっと分かりにくいかと思います。
直近3日の6GB制限というのは、前日〜3日前までの合計の通信量が6GBを超えると、当日13時〜24時の約半日間、速度制限を受けるというものです。
特に、YouTube動画やInstagramは、パケットの消費が激しいので、3日連続で、動画やSNSを利用する場合は、my UQmobileで通信量を確認するなどして、ネットの使いすぎに注意しましょう。
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速度制限を受けるとどのくらいの通信速度になってしまうか気になるところですが、UQmobile(UQモバイル)は、低速時の通信速度が速く、ぴったりプラン/おしゃべりプランであれば300Kbpsが確保されます。
300Kbpsだと、ネット検索/SNSに加えてGoogleマップもかろうじて使える通信速度です。
あまり知られていないのですが、大手通信キャリアや他の格安SIMに比べても、UQmobile(UQモバイル)は、速度制限後でも通信速度が速いというのが隠れた特長になっています!
- UQモバイルの速度制限(直近3日間、1ヶ月間)がどのようなルールになっているのかを知りたい方
- UQモバイルで速度制限を受けた後の実際の通信速度にいついて知りたい方
- UQモバイルで速度制限を受けた後の対処法について知りたい方
Contents
UQモバイルの1ヶ月間の速度制限
まずは、UQmobile(UQモバイル)の1ヶ月間に定められた通信量を超過した場合の速度制限について見ていきたいと思います。
UQmobile(UQモバイル)は速度制限時の通信速度が300Kbpsと速く、低速化してもSNS(Twitter、Facebookなど)が無制限に利用できるというのが特長になっています。
1ヶ月間の速度制限のルール
UQmobile(UQモバイル)では、各プラン毎に定められている基本データ容量分まで受信速度最大150Mbpsで使えます。
- おしゃべりプランS⇒3GB
- おしゃべりプランM⇒9GB
- おしゃべりプランL⇒21GB
- ぴったりプランS⇒3GB
- ぴったりプランM⇒9GB
- ぴったりプランL⇒21GB
- データ高速+音声通話プラン⇒3GB
- データ高速プラン⇒3GB
- データ無制限+音声通話プラン⇒無制限
- データ無制限プラン⇒無制限
1ヶ月間の速度制限のルールは、1日〜末日までの間に上記の料金プラン以上の通信量を利用すると、当月末日まで速度制限を課すというものになっています。
翌月1日になると通信量がリセットされて、元通りの通信速度に戻ります。
なお、無制限プランというのは文字とおり無制限にネットが利用できるプランです。
ただ、無制限プランは通信速度が制限されるので、大手通信キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)と同じようにスマホで動画を観たり、快適な速度でネット検索をしたりしたい場合は、おしゃべりプラン/ぴったりプラン/データ高速プランを利用するのがオススメです。
速度制限後の通信速度
速度制限後の通信速度は、料金プランによって以下のように異なります。
- おしゃべりプランS(3GB)⇒300Kbps
- おしゃべりプランM(9GB)⇒300Kbps
- おしゃべりプランL(21GB)⇒300Kbps
- ぴったりプランS(3GB)⇒300Kbps
- ぴったりプランM(9GB)⇒300Kbps
- ぴったりプランL(21GB)⇒300Kbps
- データ高速+音声通話プラン(3GB)⇒200kbps
- データ高速プラン(3GB)⇒200kbps
- データ無制限+音声通話プラン⇒速度制限なし
- データ無制限プラン⇒速度制限なし
200Kbpsと300Kbpsでどのくらい違うのかということですが、300KbpsだとGoogleマップがかろうじて見られ、ネットの検索スピードもそこまでストレスがない速度です。
速度制限後の対処法
1ヶ月間の通信量を使い切った際に速度制限を受けた場合の対処法は、
- 通信量をチャージする(500MB/500円、100MB/200円)
- 翌月1日になるまで待つ
- WiFiを利用するなどして節約する
といったものがあります。
通信量をチャージするのは、結構割高なので、一番一般的な速度制限解除の方法はシンプルに翌月1日になるまで待つというものです。
月初1日になると、ご自身で選択した料金プラン分の基本データ容量が、丸々復活します。
- UQモバイルの1ヶ月間の通信量の速度制限は、各料金プランごとに定められたデータ容量を超過すると、通信速度が低速化するというもの
- 速度制限後の対処法としては、通信量が復活する翌月1日まで待つか、通信量を100MB=200円/500MB=500円で購入するかのいずれか
UQモバイルの直近3日間(72時間)の速度制限
続いて、UQmobile(UQモバイル)の直近3日間に6GBを超過した場合の速度制限について見ていきたいと思います。
直近3日間で6GBなので、6GBを超えるデータ容量を契約した方のみに影響する速度制限です。
UQmobile(UQモバイル)で6GBを超えるデータ容量のプランは、
- おしゃべりプランL⇒21GB
- ぴったりプランL⇒21GB
- データ無制限+音声通話プラン⇒無制限
- データ無制限プラン⇒無制限
の4種類です。
特に、データ無制限プラン、データ無制限+音声通話プランについては、1ヶ月間の通信量は無制限に使えますが、直近3日間の6GB制限は無制限プランにもあるので注意してください。
直近3日間の速度制限のルール
UQmobile(UQモバイル)の公式サイトでは、直近3日間の速度制限について以下のように記載されています。
0~24時までを1日とし、前日までの直近3日間の通信量が「6GB」を超えている場合はネットワークの品質および利用の公平性確保を目的に、通信速度の制限を行います。
直近3日間とは、当日を含まない前日、一昨日、3日前の3日間のことを指します。
そして、当日を含まない前日、一昨日、3日前の3日間のデータ通信量の合計が6GBを超えた場合、翌日の13時頃から24時までの間、速度制限を受けることになります。
つまり、
- 3日前⇒2GB
- 2日前⇒2GB
- 前日⇒2GB
- 当日⇒13時頃から制限開始、24時に制限終了
ということになります。
いつから速度制限を受けるのか気にされる方も多いのですが、ネットを連日たくさん利用した日の翌日13時頃から速度制限が開始されます。
直近3日間の速度制限は、1ヶ月間に定められた通信量に比べると、すぐに速度制限が解除されるということになります。
また、上記の場合1日2GBを使った例で説明していますが、2GBというと、YouTubeの動画を5時間分くらいです。
直近3日間の通信量に応じた速度制限は、動画ぶっつづけで見ない限り、そこまで頻繁に引っかかることはないと思います。
無制限プランを利用していて、ずっと動画を流しっぱなしにするような使い方をしていると、上記の直近3日間の速度制限にひっかかる可能性もあるので注意しましょう。
なお、データ容量を超過した場合に、お金がかかるのか不安に感じている方もいらっしゃいまいますが、速度を戻すために自分でデータチャージで追加購入しない限り追加料金はかからないので安心してください。
速度制限後の通信速度
直近3日間の速度制限については、低速時の通信速度は公開されていません。
ただ、私が実際に、直近3日間の速度制限を受けた場合の体感速度でいうと、200Kbps〜300Kbpsの間くらいでした。
- Eメール:○
- LINE:○
- LINE MUSIC:○
- Google Map:△(遅い)
- Twitter/Facebook:△(遅い)
- Google検索:△(遅い)
- YouTubeの再生:△(時々止まる)
GoogleマップやSNSがちょっと使いづらくなり、動画はあまり快適に見れないので、ネット検索とかLINEができるくらいの通信速度と考えてもらえば良いと思います。
速度制限解除に必要な期間
UQmobile(UQモバイル)の直近3日間の速度制限は、以下のように、前日までの3日間の通信量が6GBを超えると、当日13時頃から24時に速度制限を受けるというものです。
なので、直近3日間の速度制限の場合は、約半日待てば、速度制限は解除されるということになります。
- 3日前⇒2GB
- 2日前⇒2GB
- 前日⇒2GB
- 当日⇒13時頃から制限開始、24時に制限終了
ただ、上記の場合、当日もさらに2GB使ってしまうと、速度制限が永遠に終わらないということになります。当日は速度制限を受けているので、そこまでネットをたくさん使えなくなりますが、速度制限を受けたら、当日はあまりネットを使わないようにして、休むようにしましょう。
直近3日間の速度制限は無制限プランでもある
UQmobile(UQモバイル)には、音声SIM/データSIMで無制限プランがあります。
- データ無制限+音声通話プラン
- データ無制限プラン
無制限とはついているものの、無制限でネットが使えるのは、1ヶ月間のデータ容量の制限がないということで、直近3日間では6GB以上はつかうことは出来ません。
無制限プランを利用する場合でも、ずっとスマホで動画を観っぱなしにするとか、テザリングをしっぱなしにするような使い方をすると、直近3日間の速度制限に引っかかってしまうことがあるので注意です。
直近3日間の通信量6GBはどのくらい?
直近3日間の通信量6GBというと、大体どのくらいになるのかを見ていきたいと思います。
YouTubeを5分間見ると、
- 超高画質:113MB
- 高画質(HD):60MB
- 標準画質(SD):17.5MB
- 低画質:10MB
くらいデータ容量を消費します。
したがって、6GBだと
- 超高画質:5分間の動画を52回(4.2時間)
- 高画質(HD):5分間の動画を96回(7.8時間)
- 標準画質(SD):5分間の動画を342回(28.2時間)
- 低画質:5分間の動画を600回(49.8時間)
ということになります。
最近は、YouTubeで高画質な動画も増えてきたので、画質の高い動画を観る場合は、速度制限に気をつけましょう。
動画以外だと、6GBあると以下のようなことができます。
ウェブページやメール、LINEはほとんどパケットを消費しないので、やはり気をつけるのは動画ということが分かります。
- Webページ:1350ページ
- Eメール:2250通
- LINE:4,500通
- 地図:270回
- アプリ・ゲーム:2700分
動画を観てしまうと、わりとすぐにデータ容量を使い切ってしまうので、注意が必要です。
WebページやLINE、メールとかはそれほどデータ容量に影響しないので、気にする必要はないですが、電車に乗っている時とかに、ドラマやバラエティ番組を丸々観てしまうと、一気にデータ容量がなくなってしまうので注意が必要です。
また、動画再生と並んで気をつけたいのが、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSや、Apple music、Spotify、LINE MUSICといった音楽定額サービスです。
それぞれ、1GBで以下くらい利用することができます。
- Twitter:1GBで500分(8.3時間)
- Facebook:1GBで500分(8.3時間)
- Instagram:1GBで100分(1.6時間)
- Apple Music:1GBで700分(11時間)
- Spotify:1GBで600分(10時間)
- LINE MUSIC:1GBで600分(10時間)
特に、Instagramは写真が多く、動画再生と同じくらい、データ容量を消費してしまうので、使いすぎに注意したいところです。
YouTubeとInstagramを組み合わせると、かなりデータ容量を消費しますね。
そうですね、動画は通信量を結構気にするけど、SNSはそんな通信量を消費すると思ってなかったって人が多いです。
たしかに、SNSって癖で見ちゃうので、あんまり通信量を気にしてなかったです。逆に、LINE MUSICとか音楽定額サービスの方が意外と、通信量って消費しないんですね。
そうなんですよ。音楽聞いてる方が通信量を消費しそうな気がしますが、意外と通信量不足はSNSの使い過ぎってところにあるかもしれませんね。
- UQモバイルの直近3日間(72時間)の速度制限は、当日・翌日・翌々日の3日間の通信量の合計が6GBを超えると、通信速度が低速化するというもの
- 上限に到達した翌日の13時以降から速度制限され、速度制限を受けた日の24時になると解除される
UQモバイルの速度制限の状況の確認方法
どのくらいネットを使ったら、速度制限を受けてしまうのかは、my UQmobileというアプリを利用することで確認ができます。
my UQmobileは、
- 当月のデータ通信の残容量の確認(あとどれだけ使えるか)
- 当月のデータ通信の使用量の確認(今月どれだけ使ったか)
- データ容量の節約機能のON/OFF
をすることができます。
上記の画像の棒グラフの緑部分が、当月のデータ通信の残容量を表しています。
この棒グラフの緑の部分がなくなってしまったら、1ヶ月間の基本データ容量を使い切ったという意味になり、通信速度はぴったり/おしゃべりプランなら300Kbps、データ高速プランでは200Kbpsの低速状態になります。
直近3日間の通信量は直接確認することはできませんが、昨日、一昨日に比べて、当月のデータ通信の残容量の減りのペースが速いかどうかで、直近3日間の通信量をある程度把握することができます。
また、上記の画像の一番下にある高速というボタンは、ONにすると、当月のデータ通信量が残っていても、ぴったり/おしゃべりプランなら300Kbps、データ高速プランでは200Kbpsに低速化し、当月のデータ通信量を温存しておくことができるスイッチです。
my UQmobileをONにしておくと、完全のデータ容量の消費を0にできるので、月末にデータ通信量を節約しておきたい方には、なかなか使える機能です!
UQmobile(UQモバイル)のmy UQmobileは、上記からインストールすることができます。
- UQモバイルの速度制限の状況の確認方法は、my UQmobileで確認するというもの
- アプリをスマホに入れておくと、リアルタイムにいつでも通信量を確認できる
- ターボ機能をON⇒OFFに切り替えると、通信量を消費することなく、SNSやネット検索ができるようになる
UQモバイルの速度制限時の実際の通信速度を検証
続いて、UQmobile(UQモバイル)で速度制限を受けて、低速化した場合の状態で何ができるのか確認していきましょう。
公式的には、1ヶ月間/直近3日間の速度制限を受けた場合の通信速度は以下になっています。
- 1ヶ月間の速度制限⇒ぴったりプラン/おしゃべりプラン:300Kbps、データ高速プラン:200Kbps
- 直近3日間の速度制限⇒未公表(200Kbps〜300Kbpsの間くらい)
通信速度が300Kbps/200Kbpsの時のネットを使った体感は以下のような感じになります。
- Eメール:300Kbps⇒○、200Kbp⇒○
- LINE:300Kbps⇒○、200Kbp⇒○
- LINE MUSIC:300Kbps⇒○、200Kbp⇒○
- Google Map:300Kbps⇒△(遅い)、200Kbp⇒△(めちゃめちゃ遅い)
- Twitter/Facebook:300Kbps⇒○、200Kbp⇒△(遅い)
- Google検索:300Kbps⇒○、200Kbp⇒△(遅い)
- YouTubeの再生:300Kbps⇒△(時々止まる)、200Kbp⇒×(視聴不可)
300Kbpsでも200Kbpsでも、Eメール、LINE、LINE MUSICなどでの音楽再生については、問題なくできます。
それ以外については、300Kbpsと200Kbpsで結構差が出てきます。
300Kbpsと200Kbpsでは、TwitterやGoogle検索を閲覧する速度が結構変わってきます。
また、300Kbpsでは動画は止まりながらもなんとか観れるのですが、200Kbpsだと全く視聴できなくなる点も注意が必要です。
以下で、300Kbps、200Kbpsに低速化した際に、それぞれのアプリでどのような通信速度だったかを解説していきたいと思います。
300Kbps(ぴったり/おしゃべりプランで低速時)
Eメール
Gmailを使ってみました。
メールの送受信だけならさほど問題はありません。
ただ、添付ファイルがあるとものすごく遅くなってしまいます。
LINE
画像の表示や送信が遅いかなと感じることもありましたが、ほとんど気にならないレベルです。
LINE MUSIC
問題なく再生できます。
radikoなどのラジオアプリもそうですが、動画と違って、音楽はずーっと再生していてもほとんど止まらず聞けます。
Google Map
地図が灰色になったまま、なかなか地図を読み込んでくれません。
移動するごとに、周辺の地図を読み込む必要があるので、かなりもたつきますが、かろうじて使えます。
Twitter、Facebook
再読込をすると画像表示が少し遅いときがあるほか、スクロールで過去をさかのぼるときに読み込みが遅いもののなんとか使えるレベルです。
Google検索
TwitterやFacebookと同様、遅く感じるものの、軽い調べ物くらいはできるレベルです。
ただし、何ページもページを見るのは大変なので、1回検索して、Googleの検索結果の中から一つを選ぶくらいがやっとです。
YouTubeの再生
ブツブツ途切れながらも一応再生はできます。
速度制限を受けるとネットの検索や、SNSを見るのにめちゃくちゃ時間がかかるようになってしまいます。LINEやメールで連絡は取ることはできるのがせめてもの救いですが、速度制限を受けて不便なことに変わりはありません。なるべく速度制限を受けないように未然にデータ残量を確認したり、データ容量に余裕をもたせた料金プランを利用するのがオススメです。
200Kbps(データ高速プランで低速時)
200kbpsだと、LINEやメール、SMSが使えますが、ウェブサイトは読み込みに20秒以上かかることが多く、かなりストレスになると思います。
Googleマップや動画はほとんど使えないと考えていいと思います。
500Kbps(無制限プランの通信速度)
UQmobile(UQモバイル)の無制限プランは500Kbpsの低速状態で、月間の通信量の制限がなく使えるプランです。
結論的には、無制限プランは500Kbpsで比較的通信速度は速いものの、常に速度制限を受けている状態になるため、動画サイトやInstagramを利用する場合は、データ高速プラン(3GB)、おしゃべりプラン・ぴったりプランを選ぶ方がオススメです。
500Kbpsの体感としては以下のような感じです。
- ヤフーのトップページを読み込むのに10秒程度かかる
- Youtubeは低画質の動画なら見れる
- 動画上の文字は複雑な感じや画数の多い感じは読み取れない
- テザリングを使って、カフェやレストランでパソコン作業ができる
無制限プランでは、オンラインゲームや高画質の動画を快適に見ることは難しいですが、ウェブサイトを見たり、Googleマップを使ったり、低画質の状態で動画を見たり、することは可能です。
注意すべきなのは、連続3日間で6GB以上のデータ通信を使うと、無制限プランといえども、200〜300kbps程度まで通信速度が落ちてしまう点です。
ただ、動画を連続で10時間見たり、OSのアップデートをLTE回線でしない限り、3日で3GBを超えることはないので、使いすぎてるなとおもったら、3日間スマホをできるだけ使うのを控えるなどで回避することもできます。
- UQモバイルで速度制限にかかった時の実際の速度を検証すると、200Kbpsよりも300Kbpsの方が、ネット検索やSNSをかなり快適に操作することができる
- つまり、データ高速プラン(3GB)よりも、おしゃべりプラン・ぴったりプランの方が速度制限時のペナルティが緩い
- 無制限プランは500Kbpsで比較的通信速度は速いものの、常に速度制限を受けている状態になるため、動画サイトやInstagramを利用する場合は、データ高速プラン(3GB)、おしゃべりプラン・ぴったりプランを選ぶ方がオススメ
UQモバイルで速度制限を回避するための方法
UQmobile(UQモバイル)で速度制限を回避するための方法としては、ターボ機能やWiFiスポットを活用したり、my UQmobileを随時チェックしたり、単純に通信量を購入する方法があります。
常に通信量が足りない場合は料金プラン変更するのがオススメです。
ターボ機能を活用
UQmobile(UQモバイル)ではターボ機能というものがあります。
ターボ機能とは、高速通信と低速通信の切り替えをすることで、高速通信が必要ないときはデータ容量を消費せず節約することができます。
UQmobile(UQモバイル)に契約すると、my UQmobile IDというIDが付与され、上記のようにUQポータルアプリ(iPhone/Android)から、ターボ機能のON/OFFを切り替えることができるようになります。
低速モードであっても、LINEやメールは問題なく利用できますし、TwitterやFacebook、Google検索についてもなんとか使えます。
月末までデータ容量が持ちそうにないという時は、ターボ機能をOFFにして、データ通信量を節約するのも一つです。
- おしゃべりプラン/ぴったりプランの場合:送受信最大300Kbps
- 「データ高速プラン」(音声通話付きプランを含む)の場合:送受信最大200Kbps
- 「データ無制限プラン」(音声通話付きプランを含む)の場合:送受信最大500Kbps
とターボ機能OFF時に通信速度は異なります。
WiFiスポットを活用
Wi2 300 for UQ mobileは、UQmobile(UQモバイル)契約者が無料で利用できる公衆無線LANサービスです。
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が日本全国に展開するアクセスポイントをオプション料無料で使えます。
Wi2 300 for UQ mobileでは、次の規格に対応した無線LAN機器(スマホ、無線LAN対応PC、タブレット端末、ゲーム機等)が使えます。
- IEEE802.11bに対応した無線LAN機器
- IEEE802.11a/b/g/n/acに対応している無線LAN機器
新幹線で東京大阪間を往復した際に、パソコン作業をしようと思っていると、UQmobile(UQモバイル)のスマホで、Wi2 300 for UQ mobileのWiFiを利用することができました。Wi2 300 for UQ mobileが使えたので、スマホのデータ通信を使うことなく、パソコンをテザリングでネットが使えたので、大変便利でした。その他カフェやレストランなど、Wi2 300 for UQ mobileは意外と使う機会が多いです。有料でWiFiスポットを使うのはちょっとという方も、無料なら忘れたころに使う機会が出てきて結構便利ですよ。
通信料金を払ってチャージ
- 100MB⇒200円(有効期間90日間)
- 500MB⇒500円(有効期間90日間)
なお、追加料金を払わない限り、自動で課金されたり、チャージされることはないので、安心してください。
常に通信量が足りない場合はプラン変更も
毎月毎月、基本データ容量を超過してしまうようであれば、料金プランを変更する方が安く済みます。
mineo(マイネオ)のDプラン(ドコモプラン)の場合、月額料金は以下のようになります。
- おしゃべりプランS(3GB)⇒1,980円/月
- おしゃべりプランM(9GB)⇒2,980円/月
- おしゃべりプランL(21GB)⇒4,980円/月
- ぴったりプランS(3GB)⇒1,980円/月
- ぴったりプランM(9GB)⇒3,980円/月
- ぴったりプランL(21GB)⇒4,980円/月
- データ高速+音声通話プラン(3GB)⇒1,680円/月
- データ高速プラン(3GB)⇒980円/月
- データ無制限+音声通話プラン⇒2,680円/月
- データ無制限プラン⇒1,980円/月
追加チャージをすると、100MBで200円で1GBだと2,000円ですが、料金プランを変更するのであれば、たとえば2GB→6GBに上げても1,000円しか変わりません。
料金プラン変更が反映されるのは、翌月1日からになりますが、来月データ容量をたくさん使いそうだと思ったら、UQmobile(UQモバイル)のマイページから料金プラン変更の手続きをしておくのがオススメです!
- UQモバイルで速度制限を回避するための方法としては、ターボ機能やWiFiスポットを活用したり、my UQmobileを随時チェックしたり、単純に通信量を購入する方法がある
- 常に通信量が足りない場合は料金プラン変更するのがオススメ
UQモバイルの速度制限を他のMVNOと比較
最後に、UQmobile(UQモバイル)と他の格安SIM(MVNO)で、速度制限の条件や、データのチャージ料金を比較していきます。
速度制限の条件を比較
OCNモバイルONE
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):なし
楽天モバイル
- 直近3日間の速度制限(高速通信):あり(3.1GBプラン:540MB、5GBプラン:1GB、10GBプラン:1.7GB)
- 直近3日間の速度制限(低速時):あり(3.1GBプラン:540MB、5GBプラン:1GB、10GBプラン:1.7GB)
- 速度制限後の通信速度:200Kbps
- 速度制限を受ける可能性:上記上限を超えたら確実に速度制限をする
IIJmio(みおふぉん)
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):あり(直近3日間で366MB)
- 速度制限後の通信速度:不明
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
BIGLOBEモバイル
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):なし
NifMo(ニフモ)
- 直近3日間の通信量に応じた速度制限(高速通信):あり(1.1GBプラン:250MB/3日、3GBプラン/1日:650MB、5GBプラン:1,1GB/1日、10GBプラン:2.2GB/1日)
- 直近3日間の通信量に応じた速度制限(低速時):なし
- 速度制限後の通信速度:200Kbps
- 速度制限を受ける可能性:上記上限を超えたら確実に速度制限をする
DMMモバイル
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):あり(直近3日間で366MB)
- 速度制限後の通信速度:不明
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
U-mobile
- 直近3日間の速度制限(高速通信):あり
- 直近3日間の速度制限(低速時):なし
- 速度制限後の通信速度:不明
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
エキサイトモバイル
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):あり(直近3日間で366MB)
- 速度制限後の通信速度:200Kbps
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
FREETEL(フリーテル)
- 直近3日間の速度制限(高速通信):不明
- 直近3日間の速度制限(低速時):不明
- 速度制限後の通信速度:不明
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
DTI SIM
- 直近3日間の速度制限(高速通信):あり(1GBプラン:700MB/3日、3GB/5GB/10GB/15GBプラン/3日:2GB、20GBプラン:2.5GB/3日、ネット使い放題:なし)
- 直近3日間の速度制限(低速時):なし
- 速度制限後の通信速度:200Kbps
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
ぷららモバイル
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):なし
b-mobile
- 直近3日間の速度制限(高速通信):あり
- 直近3日間の速度制限(低速時):あり(直近3日間で366MB)
- 速度制限後の通信速度:不明
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
mineo(マイネオ) Dプラン
- 直近3日間の速度制限(高速通信):なし
- 直近3日間の速度制限(低速時):なし
mineo(マイネオ) Aプラン
- 直近3日間の速度制限(高速通信):あり(直近3日間で6GB)
- 直近3日間の速度制限(低速時):不明
- 速度制限後の通信速度:128Kbps
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
UQモバイル(UQmobile)
- 直近3日間の速度制限(高速通信):あり(直近3日間で6GB)
- 直近3日間の速度制限(低速時):不明
- 速度制限後の通信速度:ぴったり/おしゃべりプラン300Kbps、データ高速プラン200Kbp
- 速度制限を受ける可能性:速度制限をする場合がある
UQmobile(UQモバイル)は、ぴったり/おしゃべりプランであれば、低速後でも300Kbpsの通信速度が確保されているところが特長です。
300Kbpsあると、ネット検索やSNSだけでなく、Googleマップもかろうじてつかうことができます。
通信量のチャージ料金を比較
- OCNモバイルONE⇒540円/500MB
- 楽天モバイル⇒300円/100MB、550円/500MB、980円/1GB
- IIJmio⇒200円/100MB、500円/1,500円、2GB/3,000円
- BIGLOBEモバイル⇒300円/100MB
- NifMo⇒900円/500MB
- DMMモバイル⇒200円/100MB、600円/500MB、1,100円/1GB、480円/1GB
- U-mobile⇒不可
- エキサイトモバイル⇒580円/1GB
- FREETEL⇒500円/500MB
- DTI SIM⇒380円/500MB、600円/1GB
- b-mobile⇒1,886円
- mineo Dプラン/auプラン⇒150円/100MB
- UQモバイル⇒200円/100MB、500円/500MB
データ容量のチャージ料金については、UQmobile(UQモバイル)は高くもなく安くもなくというところです。ただ、100MBという小さい容量からチャージできるのはメリットです。
- UQモバイルは速度制限時の通信速度が300Kbpsとなっており、他の格安SIMに比べて低速時の速度が速く保たれている
- ドコモ系格安SIMについては、直近3日間の速度制限がない
- ただし、楽天モバイルやNifMoなどドコモ系の格安SIMであっても、直近3日間の速度制限を課しているところもある
まとめ
1 UQモバイルの1ヶ月間の速度制限
UQモバイルの1ヶ月間の通信量の速度制限は、各料金プランごとに定められたデータ容量を超過すると、通信速度が低速化するというものです。
速度制限後の対処法としては、通信量が復活する翌月1日まで待つか、通信量を100MB=200円/500MB=500円で購入するかのいずれかです。
2 UQモバイルの直近3日間(72時間)の速度制限
UQモバイルの直近3日間(72時間)の速度制限は、当日・翌日・翌々日の3日間の通信量の合計が6GBを超えると、通信速度が低速化するというものです。
上限に到達した翌日の13時以降から速度制限され、速度制限を受けた日の24時になると解除されます。
3 UQモバイルの速度制限の状況の確認方法
UQモバイルの速度制限の状況の確認方法は、my UQmobileで確認するというもの
アプリをスマホに入れておくと、リアルタイムにいつでも通信量を確認できます。
ターボ機能をON⇒OFFに切り替えると、通信量を消費することなく、SNSやネット検索ができるようになります。
4 UQモバイルで速度制限にかかった時の実際の速度を検証
UQモバイルで速度制限にかかった時の実際の速度を検証すると、200Kbpsよりも300Kbpsの方が、ネット検索やSNSをかなり快適に操作することができます。
つまり、データ高速プラン(3GB)よりも、おしゃべりプラン・ぴったりプランの方が速度制限時のペナルティが緩いです。
無制限プランは500Kbpsで比較的通信速度は速いものの、常に速度制限を受けている状態になるため、動画サイトやInstagramを利用する場合は、データ高速プラン(3GB)、おしゃべりプラン・ぴったりプランを選ぶ方がオススメです。
5 UQモバイルで速度制限を回避するための方法
UQモバイルで速度制限を回避するための方法としては、ターボ機能やWiFiスポットを活用したり、my UQmobileを随時チェックしたり、単純に通信量を購入する方法があります。
常に通信量が足りない場合は料金プラン変更するのがオススメです。
6 UQモバイルの速度制限は他の格安SIMと比較すると緩い
UQモバイルは速度制限時の通信速度が300Kbpsとなっており、他の格安SIMに比べて低速時の速度が速く保たれています。
ドコモ系格安SIMについては、直近3日間の速度制限がありません。
ただし、楽天モバイルやNifMoなどドコモ系の格安SIMであっても、直近3日間の速度制限を課しているところもあります。
UQmobile(UQモバイル)には、1ヶ月間で定められた通信量を超過した場合の速度制限と、直近3日間で定められた通信量を超過した場合の速度制限の2つの速度制限があります。
1ヶ月間の通信速度制限のルールは、
- 上限通信量:各料金プランのデータ容量
- 速度制限後の通信速度:ぴったり/おしゃべりプラン⇒300Kbps、データ高速プラン⇒200Kbps
- 速度制限後の対処法:翌月1日になるまで待つ、データをチャージ(500MB/500円 or 100MB/200円)
一方、3日間の通信速度制限のルールは、
- 上限通信量:当日、翌日、翌々日の合計6GB
- 速度制限後の通信速度:混雑時の状況による
- 速度制限後の対処法:速度制限を受けた日の24時まで待つ
となっています。
速度制限は他の格安SIMでもあるのですが、UQmobile(UQモバイル)の速度制限は、ぴったりプラン/おしゃべりプランの場合、低速時の通信速度が300Kbpsに保たれます。
300Kbpsあると、ネット検索やSNSはもちろん、Googleマップがかろうじて使えるので、速度制限を受けてもなんとかなることが多いです。
200Kbpsだと、ウェブサイトは読み込みに20秒以上かかることが多いことを考えると、UQmobile(UQモバイル)の低速時の通信速度がかなり速いです。
速度制限になるとネット検索もメールも送れないという経験をされたことがある方もいらっしゃると思いますが、UQmobile(UQモバイル)は速度制限時の通信速度が300Kbpsに保たれているので、安心して使うことができます!