UQmobile(UQモバイル)は海外でも電話・ネットは使える?国際ローミング時の料金、SMS/メール/LINEの設定方法や注意点
UQmobile(UQモバイル)のSIMは海外でも使えますが、
- 国際電話・国際SMS⇒使える
- インターネット⇒海外では使えない
と、UQモバイルのSIMでは、海外ではネットが使えないので注意が必要です。
ただ、そもそも国内のSIMを、海外に持って行って、海外でネットを利用してしまうと、1日数千円〜数万円のとてつもない高額請求を払う羽目になってしまいます。
従って、国内のSIMを使って、海外でネットを使うのは非常に危険とも言え、UQmobile(UQモバイル)のSIMで海外でネットを使えないというのは、さほど問題ではありません。
UQmobile(UQモバイル)契約後は、UQモバイルのSIMの入ったスマホをそのまま海外に持っていけば、電話とSMSだけは問題なく利用可能です!
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ただ、UQmobile(UQモバイル)のSIMで、国際電話/国際SMSをすると、
- 国際電話⇒1分の通話料が100円〜200円程度。着信しても通話料が発生
- 国際SMS⇒1通100円〜1,000円で、文字数にが増えると送信料も上がる
となっていて、電話もSMSも結構割高になってしまいます。
これはUQmobile(UQモバイル)に限った話ではないのですが、海外に行くと、通話については着信をしても、通話料が発生してしまうのは、意外と知られておらず注意が必要です。
上記の国際電話/国際SMSの料金を踏まえた上で、空港のWiFiルーターをレンタルする、もしくは、現地のプリペイド携帯を購入して、UQモバイル以外のサービスを組合せて使うと、よりリーズナブルに快適に、海外旅行・海外出張を過ごすことができます!
- UQモバイルのSIMを海外で利用できるのかを知りたい方
- 海外で利用した場合の電話やSMSの料金について知りたい方
- 海外で電話やSMS、ネットを利用するための設定や具体的な方法について知りたい方
Contents
UQモバイルは海外でも利用可能?
UQmobile(UQモバイル)は海外でも利用できますが、
- 国際電話・国際SMS⇒使える
- インターネット⇒海外では使えない
ということで、国際電話と国際SMSだけが付けます。
UQmobile(UQモバイル)のSIMを端末に挿して、海外に持っていっても、ネットがつながらないので、LINEとかGoogle検索とかGoogleMapは使えないというわけです。
電話・SMSだけ利用できる
UQmobile(UQモバイル)のSIMカードは海外でも、電話とSMS(ショートメール)は利用可能です。
国際電話・国際SMSを利用するには、国際ローミングに対応している端末を選択する必要があるのですが、iPhoneもAndroidも基本的にはどの端末も国際ローミングには対応しています。
気になる方は、動作確認済み端末を見てみると、国際ローミングの対応有無を確認することができます。
動作確認済み端末は、UQmobile(UQモバイル)の申込画面の中で、SIMカード選択時にも確認することが可能なので、申し込み前にチェックしておきましょう。
電話とSMS(ショートメール)が使えるプランは、音声通話が利用可能な以下のプランです。
- データ高速+音声通話プラン1,680円⇒ 〇
- データ無制限+音声通話プラン 2,680円⇒ 〇
- おしゃべりプランS 1年目1,980円、2年目以降2,980円⇒ 〇
- おしゃべりプランM 1年目2,980円、2年目以降3,980円⇒ 〇
- おしゃべりプランL 1年目4,980円、2年目以降5,980円⇒ 〇
- ぴったりプランS 1年目1,980円、2年目以降2,980円⇒ 〇
- ぴったりプランM 1年目2,980円、2年目以降3,980円⇒ 〇
- ぴったりプランL 1年目4,980円、2年目以降5,980円⇒ 〇
- データ無制限プラン 1,980円⇒ ✕
- データ高速プラン 980円⇒ ✕
つまり、国内で通話/SMSが使えるなら、海外でも料金は上がるものの、通話もSMSも使えますよということです。
申し込みは特に不要で、UQmobile(UQモバイル)のSIMカードを挿した端末を、そのまま海外に持っていけば、自動的に国際電話/国際SMSを使えるようになります。
ネット/メール/LINEは利用できない
一方、ネットがどうかというと、UQmobile(UQモバイル)のSIMカードでは、ネットを始めとして、メールもLINEも利用不可となっています。
そもそも、メールもLINEも、ネット検索もすべてインターネットに繋がって初めて使えるもののです。
国際通話や国際SMSは割高だから、LINEで無料通話/無料メッセージを送信しようと思っても、UQmobile(UQモバイル)のSIMカードはそもそも海外でネットに繋がらないので、LINEも送受信できないので注意が必要です。
- UQモバイルは海外でも、国際電話と国際SMSのみ利用可能
- しかし、UQモバイルのSIMは、インターネット通信が利用不可なので、海外ではWiFi通信以外では、メールやLINE、ウェブの検索、SNSなどはすべて利用不可なので注意
UQモバイルの国際ローミングについて
UQmobile(UQモバイル)を海外で利用する際に、出てくる言葉として国際ローミングというものがあります。
国際ローミングに対応した端末を選択しておくと、海外に行っても、電話やSMSが利用できるようになります。
そもそも国際ローミングとは?
国際ローミングとは、海外にいたとしても、現地で提携した事業者の電波を受信し通信を行う機能のことです。
つまり、国際ローミングに対応している端末を利用していると、海外でも電話やSMS、ネットが使えるというわけです。
しかし、UQmobile(UQモバイル)の国際ローミングは少し特殊で、国際ローミングに対応している端末を選んでも、
- 国際電話・国際SMS⇒使える
- インターネット⇒海外では使えない
ということで、ネットについては海外では使えないので注意です。
利用条件
UQmobile(UQモバイル)の国際ローミングを利用する条件は、
- 端末:国際ローミング対応端末を選択すること
- SIMカード⇒音声SIMを選択すること
の2点です。
端末が国際ローミングに対応しているかどうかは、申込画面の中で確認することができますが、基本的にスマホであればどの端末でも国際ローミングに対応しています。
設定・利用方法
国際ローミングを利用するのに、申し込みは不要です。
国際ローミングを使う流れは以下のようになります。
- 端末が渡航先でも利用可能か確認
↓ - 国際ローミングの設定
それぞれの方法について見ていきましょう。
1.端末が渡航先でも利用可能か確認
端末については、auのスマホであれば、こちらのau世界サービスで渡航先と端末名を選択すると、利用可否がを表示してくれます。
一方、SIMフリーのスマホの場合については、端末に対応している周波数と、海外のキャリアの周波数を確認する必要があります。
アメリカやヨーロッパ、韓国、中国などそれなりに日本人が行く渡航先については、SIMフリー端末であれば、海外で電話もネットも全く使えないということはないです。
2.国際ローミングの設定
国際ローミングの設定は、iPhone・Androidによって以下のように違います。
■iPhoneの場合
設定>モバイルデータ通信モバイルデータ通信のオプション>ローミング>音声通話ローミングをオンデータローミングをオンにする
■Androidの場合
設定>無線とネットワーク「もっと見る」>モバイルネットワーク>ネットワークモード>自動>データローミングをオンにする
UQmobile(UQモバイル)は海外でネットは使えませんが、ネットは海外で利用すると、数万円の高額請求になることもあります。
なので、電話やSMSは使えても、ネットは絶対につなぎたくありません。
なんで、上記のiPhone/Androidの設定後に、詳細設定で、音声通話ローミングはON、データローミングはOFFにしておく方が安心です。
- 国際ローミングは申込不要で利用でき、iPhone/Androidの設定画面で、ローミングをONにすると渡航先で電話/ネットが利用できるようになる
- しかし、電話は1分100円程度、ネットは1日で数千円から数万円となり、特にネットは非常に高額になる
- そのため、通常は、国際ローミングはONにしても、音声通話ローミングはON、データローミングはOFFにしておくのが高額請求が避けられて安心
UQモバイルの国際電話について
続いて、UQmobile(UQモバイル)の国際電話について見ていきましょう。
国際電話と一言で言っても、日本⇒海外、海外⇒海外、海外⇒日本でそれぞれ通話料金が変わってきます。
利用料金
UQmobile(UQモバイル)の国際電話の利用料金を、日本⇒海外、海外⇒日本、海外⇒海外ごとにそれぞれ見ていきましょう。
■日本⇒海外
日本から海外に通話する場合の30秒あたりの通話料は以下になります。
【アメリカ】
- アメリカ 20円
- カナダ 20円
- アルゼンチン 95円
- ブラジル 95円
- メキシコ 95円
【オセアニア】
- オーストラリア 20円
- グアム 20円
- サイパン 20円
- ニュージーランド 20円
- ハワイ 20円
- パプアニューギニア 65円
- パラオ 65円
- フィジー 65円
【アジア1】
- 香港 55円
- 台湾 55円
- 韓国 55円
- 中国 55円
- インド 65円
- インドネシア 65円
- シンガポール 65円
【アジア2】
- タイ 65円
- フィリピン 65円
- ベトナム 65円
- マレーシア 65円
- モルディブ 65円
モンゴル 65円 - カンボジア 65円
【ヨーロッパ】
- イギリス 65円
- イタリア 65円
- オランダ 65円
- スペイン 65円
- ドイツ 65円
- フランス 65円
- ロシア 65円
【アフリカ】
- エジプト 85円
- カメルーン 85円
- ケニア 85円
- ナイジェリア 85円
- セネガル 85円
- チュニジア 85円
- 南アフリカ 85円
国際電話は日本国内よりも通話料が上がりますが、アメリカのように、意外と日本国内の通話料と同じ30秒=20円のところもあります。
■海外⇒日本
一方、渡航先の海外から日本に向けて通話をする場合の通話料金は以下です。
今度は1分間ごとの通話料になります。
日本から海外よりも、海外から日本の方が通話料が高くなっていることが分かります。
【アメリカ】
- アメリカ 140円
- カナダ 140円
- アルゼンチン 180円
- ブラジル 280円
- メキシコ 230円
【オセアニア】
- オーストラリア 180円
- グアム 140円
- サイパン 140円
- ニュージーランド 180円
- ハワイ 140円
- パプアニューギニア 580円
- パラオ 880円
- フィジー 140円
【アジア1】
- 香港 175円
- 台湾 175円
- 韓国 125円
- 中国 175円
- インド 180円
- インドネシア 260円
- シンガポール 175円
【アジア2】
- タイ 175円
- フィリピン 175円
- ベトナム 195円
- マレーシア 175円
- モルディブ 380円
モンゴル 380円 - カンボジア 380円
【ヨーロッパ】
- イギリス 180円
- イタリア 280円
- オランダ 180円
- スペイン 180円
- ドイツ 180円
- フランス 180円
- ロシア 380円
【アフリカ】
- エジプト 280円
- カメルーン 280円
- ケニア 380円
- ナイジェリア 180円
- セネガル 280円
- チュニジア 180円
- 南アフリカ 180円
■海外⇒海外
最後に、渡航先で電話をかける場合の1分あたりの通話料は以下です。
- アメリカ 120円
- ハワイ 120円
- グアム 80円
- サイパン 80円
- フランス 80円
- イタリア 80円
- イギリス 80円
- オーストラリア 80円
- フィリピン 75円
- 韓国 50円
- 中国 70円
- 台湾 70円
海外に行くと、どうしても通話料が高くなりがちです。通話の頻度が結構多いようなら、現地でプリペイド携帯電話を買ってしまうのもありだと思います。
設定・利用方法
国際電話の方法を日本から海外、海外から日本にかける場合をそれぞれ見ていきます。
■日本から海外に電話をする
日本から海外に国際電話をかける場合、
- 「+」または「010」
↓
- 相手先国番号
↓
- 相手先電話番号をダイヤル
↓
- 「発信ボタン」
と押して、電話をかけます。
国際電話をかける際に重要になるのが、市外局番が「0」で始まる場合、「0」を除いてダイヤルするという点です。
一部の国・地域では、ルールが異なりますが、基本的に国際電話は、「0」を除いて発信することになっています。
■海外から日本に電話をする
一方、海外から電話をかける場合も、電話のかけ方は同じです。
海外旅行先で、日本国内にかけるのであれば、「+」または「010」⇒「国番号(日本は81)」⇒「先頭の0を除いた相手先の電話番号」と押して発信すればOKです。
無料通話は使えないので注意
UQmobile(UQモバイル)には、ぴったりプラン/おしゃべりプランというプランがあり、
- ぴったりプラン⇒1ヶ月に60〜180分の無料通話
- おしゃべりプラン⇒5分間の通話が無制限に無料
という形で、無料通話が利用できます。
しかし、上記の無料通話はいずれも、国内同士の通話に限られます。
なので、日本⇒海外、海外⇒日本、海外⇒海外いずれの国際電話についても、無料通話は適用されません。
渡航先では着信にも料金が発生するので注意
海外での通話で注意したいのが、渡航先では着信にも通話料金が発生するので注意という点です。
つまり、海外にいるAさんに、日本国内にいるBさんが電話をかけたとします。
- 着信者のAさん⇒国際電話の通話料
- 発信者のBさん⇒国際電話の通話料
とAさんもBさんもダブルで国際電話の通話料を支払うことになります。
特に着信者のAさんにも、海外にいる場合については、着信料が発生してしまうのは注意です。
海外にいる場合は、かかってきた電話に出た場合でもうかつに長電話をしないように気をつけましょう。
- UQモバイルの国際電話は、日本⇒海外、海外⇒海外、海外⇒日本でそれぞれ通話料金が変わる
- 大体、1分で100円〜200円程度
- 特に注意したいのが、海外滞在中は着信を受けても、通話料がかかってしまう点
UQモバイルの国際SMSについて
一方、UQmobile(UQモバイル)の国際SMSについても詳しく見ていきましょう。
UQmobile(UQモバイル)はネットは海外では使えないものの、電話回線については使えます。
SMSは電話と同じく電話回線を利用したサービスなので、海外でも使えるというわけです。
利用料金
UQmobile(UQモバイル)の国際SMSの利用料金は以下のようになります。
- 受信:無料
- 送信:1送信毎に、100円(免税)
通常、SMS(ショートメール)は、1通3円程度です。
しかし、海外にいる人にSMSを送ったり、海外にいる時にSMSを送ると、SMSの送信料が一気に100円まで上がります。
設定・利用方法
国際SMSの送信方法は、国際電話をかける際と同じような手順です。
日本から海外、海外から日本のSMS送信方法をそれぞれ見ていきます。
■日本から海外にSMSをする
- SMSを送信するメッセージアプリを開く
↓ - 「+」もしくは「010」を入力
↓ - 「相手の国番号」
↓ - 「先頭の0を除いた相手先の電話番号」と押して送信
国際SMSは文字数制限があり、全角70文字(半角140字)までのデータを送信することができます。
■海外から日本にSMSをする
一方、海外旅行先で、日本国内にSMSを送る際は、日本国内での利用と同じように、宛先に電話番号をそのまま入力すれば、メッセージを送信することができます。
- UQモバイルの国際SMSは利用料金は、文字数によって変わる
- 国内に比べて、1通100円とかなり高額
- 受信は無料だが、送信料は高額なので、気軽にSMSを送りすぎると、思わぬ高額請求になるので注意
UQモバイルを海外で利用する注意点
続いて、UQmobile(UQモバイル)を海外で利用する際の注意点を見ていきたいと思います。
日本国内と海外では、通信事業者が異なるので、利用料金が上がりがちです。
高額請求や、海外でそもそも携帯が使えないといったことがないように、以下の点に注意していきましょう。
渡航前はモバイルデータ通信OFFにする
モバイルデータ通信OFFにすると、電話は使えるけど、インターネットは一切使えないという設定になります。
モバイルデータ通信OFFにしておけば、少なくとも、メールの添付ファイルをダウンロードしただけで5万円というような高額請求は避けられます。
国際電話は、1分100円程度ですし、自分で電話をかけたり、かかってきた電話を受けなければ、料金はかかりません。
渡航先で電話をかけたり、受けたりしたいこともあると思うので、スマホで電話だけを使えるようにしたい場合は、以下のようにモバイルデータ通信をOFFに設定してください。
渡航前は機内モードにする
機内モードとは、ネットだけでなく、電話も一切できなくする設定です。
利用できるのはWiFiのみで、機内モードにしておけば、ネットも電話も余計にかかる心配はなくなります。
設定で、機内モードのところをONにすれば、ネットも電話も一切利用できなくなります。
モバイルデータ通信をOFFにするのが最重要ですが、国際電話も使えなくしておきたいという場合は機内モードにしておきます。機内モードにしておけば、携帯電話は通信によって課金されることが一切なくなります。とにかく渡航先で通信を1円も課金されたくないという方は機内モードにしておきましょう。
端末をSIMロック解除しておく
SIMロック解除をしておかなくても、UQmobile(UQモバイル)のSIMカードを国内で利用している端末に挿して持っていけば、国際電話/国際SMSについては使えます。
ただ、長期滞在などで、海外の現地のSIMを使う機会があるかもしれません。
そんな時に、国内で利用している端末をSIMロック解除しておけば、海外の現地SIMを、国内で利用している端末に使える場合があるんです。
特にiPhoneについては、端末の対応周波数が、海外の通信設備の周波数と一致して、使えることがほとんどなので、時間があれば渡航前にSIMロック解除をしておくと良いと思います。
SIMロック解除は、iPhone6s/6Plus以降のiPhoneが対応しています。
充電端子を持っていく
意外と気をつけたいのが、スマホの充電端子です。
日本のコンセントと規格が異なることが多く、以下のような充電器とコンセントの間の変換アダプターを持っていかないと、スマホを充電できずに、ずっと充電ができないということにもなりかねません。
Amazonなどでも購入できるので、渡航先に合った変換プラグを持っていくようにしましょう。
問い合わせ先を確認しておく
渡航後にトラブルを起こした時のUQmobile(UQモバイル)の問い合わせ先を記載しておきます。
スマホを盗まれたときなどに、いち早く回線を停止できるように、メモしておくと良いと思います。
お客様サポートセンター(国内)
- フリーコール0120-929-818
- 携帯電話・PHS可、9:00~21:00(年中無休)
お客様サポートセンター(海外から)
- [国際電話アクセス番号]+81-3-6327-5005(有料、UQ mobile専用)
- 受付時間:9:00~21:00(日本時間 年中無休)
営業時間が21:00までとなっていますが、盗難、紛失時に不正利用を防ぐための緊急停止については、24時間対応しています。
データ通信不要の地図アプリをインストールしておく
海外渡航後にかなり不便になるのが、GoogleMapが使えないということです。
UQmobile(UQモバイル)はデータローミングができないので、海外で地図が使えません。
そこで、事前に国内で、maps.me(iPhone/Android)という地図アプリをダウンロードしておくのがオススメです。
maps.meは、ネットにつながらない状態でも、地図を表示してくれるアプリで、GPSを利用して、自分の位置情報も地図上に表示してくれます。
国内で、ネットに繋がる環境の状態で、事前にmaps.meを開いて、地図情報を読み込んでおくことで、現地の地図をネットがつながらない環境でも、表示してくれます。
なので、事前に地図情報だけは読み込んでおくようにしましょう。
- UQモバイルを海外で利用するには、まずは高額請求にならないように、機内モード、モバイルデータ通信OFFにすることは必須
- また、端末のSIMロック解除、充電端子、問い合わせ先の確認といったところもやっておくと不便がない
- オススメは、データ通信不要で使える地図アプリのmap.me
国際ローミング以外に海外でスマホを利用するには?
国際ローミング以外に海外でスマホを利用する方法もあります。
つまり、UQmobile(UQモバイル)のサービス以外を利用して、海外で電話やネットを利用する方法です。
現地のWiFiスポットを利用する
渡航先の空港やホテルに、WiFiスポットがあります。
なので、たとえばホテルであれば、無料のWiFiスポットを使って、LINEで日本国内に電話をしたり、ネットで調べ物をしたりすることが可能です。
ただ、この場合、
- ホテル:ネットに繋がる
- ホテルの外:ネットに繋がらない
という状態になるので、ホテルでWiFiに繋がる環境で、なるべく情報を仕入れて、外ではネットなしで、活動するということになります。
ホテルやスターバックス等の無料Wi-Fiスポットを利用する
タダですが、ネットを利用できる場所が限られてしまいます。セキュリティにも問題がある場合があり、繋げるのに躊躇することも。
空港でWiFiルーターを借りる
日本国内もしくは、現地の空港で、WiFiルーターのレンタルをやっています。
大体どこも同じくらいの料金で、1日1,000円程度でレンタルをすることができます。
オススメは、日本国内の空港でWiFiルーターを借りる方法です。
というのも、海外旅行をする場合、帰国前に気が緩んで、レンタルした機器を返却し忘れてしまうという方が結構多いんです。
日本国内で返却し忘れても、郵送で済みますが、海外に返却だと機器を国際郵便で送る必要があり、遅延金もかかってしまい、非常にめんどうです。
WiFiルーターを借りる場合は、国内空港で借りるようにしましょう。
国内で旅行用プリペイドSIMを購入する
レンタルWiFiルーター以外の選択肢として、国内で旅行用プリペイドSIMを購入するという方法もあります。
国内で旅行用プリペイドSIMのメリットは、SIMフリーのスマホであれば、SIMカードを挿して使えるので、かさばらないという点があります。
海外でプリペイドSIMを購入した方が価格的にはずっと安いのですが、現地のSIMを購入するのは複雑ですし、SIMカードが動くかどうかの見極めも難しいです。
上記のように、国内でSIMカードであれば、国内のSIMフリースマホなら問題なく動作するので、手間がかかりません。
mineoの海外プリペイドSIMは、初期費用のSIMカード発行料金3,000円に加えて、データ容量ごとに以下の金額がかかります。
- 30MB⇒650円
- 100MB⇒1,480円
- 500MB⇒5,480円
- 1GB⇒9,800円
国内で大手通信キャリアのSIMを契約する
UQmobile(UQモバイル)のSIMだと、海外でデータ通信ができませんが、大手通信キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)のSIMでネットを使うことができます。
格安SIM(MVNO)ではなく、大手通信キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)のSIMカードを使うのは、大手通信キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)のSIMの方が、海外向けの料金プランが豊富なためです。
■ドコモ
- 海外パケホーダイ
10524.4MB以下:1,980円
10524.4MBを超えた場合:最大2,980円/日 - 海外1dayパケ
地域ごとに980円/日、1,280円/日、1580円/円
■au
- 海外ダブル定額
162 24.4MB以下:1,980円
162 24.4MBを超えた場合:最大2,980円/日 - 世界データ定額
32 980円/日
■ソフトバンク
- 海外パケットし放題⇒ 130 25 MBまで1,980円
- 超えた場合⇒ 最大2,980円/日
現地のプリペイドSIM・携帯を購入する
一番、価格的に安いのは現地のプリペイドSIM・携帯を購入するという方法です。
現地のスーパーの携帯ショップに行って、プリペイドSIM・プリペイド携帯を購入します。
オススメはプリペイド携帯です。
ネットをしようとすると、ちょっと割高なのですが、電話とSMSだけということであれば、
こんな感じの小さなプリペイド携帯を2,000円〜3,000円程度で売っていることが多いです。
国際電話/国際SMSは利用料金が高くちょっと不便なので、現地でプリペイド携帯を購入して、電話とSMSだけでも格安で使えるようにしておくだけでも、非常に快適に海外旅行を過ごすことができます。
- 国際ローミング以外でも、海外でスマホを利用する方法はいくつかある
- 現地でWiFiスポットを利用、空港でWiFiルーターを利用、旅行用プリペイドSIMを購入、現地のプリペイドSIMを購入といった方法がある
- インターネットは諦めて、現地の電話/テキストだけの携帯電話を購入するのもオススメ
海外版SIMフリーiPhoneはUQモバイルで利用不可
最後に、UQmobile(UQモバイル)で海外のiPhoneが使えるかという点について、説明したいと思います。
結論的には、UQmobile(UQモバイル)のSIMカードでは、海外版のiPhoneは動作確認済み端末の対象外です。
海外版でもiPhone7以降であれば、動作するという情報もありますが、iPhone6については確実に動作しないようです。
海外版のiPhoneは、国内のものに比べて安く手に入るかもしれませんが、iPhone6については、UQmobile(UQモバイル)のSIMで動作しないので、気をつけましょう。
また、海外版のXperiaX5 PREMIUMについても、周波数の関係からUQmobile(UQモバイル)のSIMカードで一部通信ができない可能性があります。
海外版のXperiaX5 PREMIUMは、LTEがBand1/28しか対応しておらず、UQモバイル(au)のメインの対応周波数であるBand18に非対応なためです。
このように海外版のiPhoneやAndroidは、UQモバイルの動作確認済み端末に入っておらず、ネットが繋がりづらかったりするので、対応周波数を確認してから端末を買うようにしましょう。
- UQモバイルは海外版SIMフリーiPhoneは利用不可
- 海外版iPhoneは動作確認済端末になっていないため、たとえ端末代が安くお得に入手ができても、UQモバイルで通信ができない場合もあるので注意
まとめ
1 UQモバイルは海外でも利用可能?
UQmobile(UQモバイル)は海外でも、国際電話と国際SMSのみ利用可能です。
しかし、UQmobile(UQモバイル)のSIMは、インターネット通信が利用不可なので、海外ではWiFi通信以外では、メールやLINE、ウェブの検索、SNSなどはすべて利用不可なので注意しましょう。
2 UQモバイルの国際ローミングについて
UQmobile(UQモバイル)の国際ローミングは申込不要で利用でき、iPhone/Androidの設定画面で、ローミングをONにすると渡航先で電話/ネットが利用できるようになります。
しかし、電話は1分100円程度、ネットは1日で数千円から数万円となり、特にネットは非常に高額になります。
そのため、通常は、国際ローミングはONにしても、音声通話ローミングはON、データローミングはOFFにしておくのが高額請求が避けられて安心です。
3 UQモバイルの国際電話について
UQmobile(UQモバイル)の国際電話は、日本⇒海外、海外⇒海外、海外⇒日本でそれぞれ通話料金が変わります。
大体、1分で100円〜200円程度です。
特に注意したいのが、海外滞在中は着信を受けても、通話料がかかってしまう点です。
4 UQモバイルの国際SMSについて
UQmobile(UQモバイル)の国際SMSは利用料金は、文字数によって変わります。
国内に比べて、600文字以上で1通1,000円など、かなり高額です。
受信は無料だが、送信料は高額なので、気軽にSMSを送りすぎると、思わぬ高額請求になるので注意しましょう。
5 UQモバイルを海外で利用する注意点
UQmobile(UQモバイル)を海外で利用するには、まずは高額請求にならないように、機内モード、モバイルデータ通信OFFにすることは必須です。
また、端末のSIMロック解除、充電端子、問い合わせ先の確認といったところもやっておくと不便がありません。
オススメは、データ通信不要で使える地図アプリのmap.meです。
6 国際ローミング以外に海外でスマホを利用するには?
国際ローミング以外でも、海外でスマホを利用する方法はいくつかあります。
現地でWiFiスポットを利用、空港でWiFiルーターを利用、旅行用プリペイドSIMを購入、現地のプリペイドSIMを購入といった方法があります。
インターネットは諦めて、現地の電話/テキストだけの携帯電話を購入するのもオススメです。
7 海外版SIMフリーiPhoneはUQモバイルで利用不可
UQmobile(UQモバイル)は海外版SIMフリーiPhoneは利用不可です。
海外版iPhoneは動作確認済端末になっていないため、たとえ端末代が安くお得に入手ができても、UQmobile(UQモバイル)で通信ができない場合もあるので注意しましょう。
UQmobile(UQモバイル)は、海外でも使えるのですが、
- 国際電話/国際SMS⇒使える
- インターネット、メール、LINE、SNS⇒使えない
ということで、UQmobile(UQモバイル)のSIMカードの場合、海外では国際電話と国際SMSが利用不可な点に注意です。
ただ、国内のSIMを海外に持っていって、インターネットを利用すると、1日数千円〜数万円の高額請求になるので、UQmobile(UQモバイル)のSIMでネットが使えないことは実はそこまで大きな問題ではありません。
UQmobile(UQモバイル)契約後に、海外でスマホを利用する方法は、多数ありますが、オススメは以下の方法です。
- 設定>モバイルデータ通信>モバイルデータ通信OFF
- 通信のオプション>ローミングオフ(初期設定のまま)
上記の設定であれば、海外で勝手にネットが繋がったりせずに、国際電話と国際SMSだけが使える状態になります。
UQmobile(UQモバイル)は元々、ネットが海外では使えませんが、一応モバイルデータ通信はOFFにしておく方が、高額請求が避けられて安心です。
さらに上級編の方法としては、
- ネットを諦めて、電話/SMS中心に使いたい場合:海外のスーパーで、電話とSMSだけ使えるプリペイド携帯を買う
- ネットも利用したい場合:空港でWiFiルーターをレンタルする
のどちらかがオススメです。
海外でUQmobile(UQモバイル)を利用する場合は、電話/SMSについては全く問題なく使えます。
その上で、電話/SMSの料金を安くしたり、インターネットを使いたいという場合には、UQmobile(UQモバイル)以外のサービスを組合せて利用すると、より快適に海外旅行・海外出張を過ごすことができます!
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