IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(パッケージ)って何?エントリーコードの利用条件、使い方、有効期限、入手方法などの全知識
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、IIJmioの契約時にかかる初期費用(事務手数料)3,000円が無料になるクーポン券みたいなものをいいます。
大手キャリア(MNO)にはないので、あまり聞いたことないという方もいらっしゃるかもしれませんが、この音声通話パックを使うと、初期費用が安くなるというメリットがあり、少しでも安くIIJに申し込みしたい人は要チェックです!
でも、もちろん安く手には入るんですが、実は思わぬ落とし穴もあります。
それは、IIJmioへのMNP転入(開通手続き)が遅れるということです。
なので、1日でも早く切り替えたいという方には、オススメできません。
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音声通話パック(SIMパッケージ)は、パッケージの中に書いてある14桁のエントリーコードを、IIJmio(みおふぉん)の申込画面で入力すればOKと使い方はかんたんです。
ところが、IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、全部で6種類もあって、他の格安SIM(MVNO)のパッケージと比べてもとんでもなくややこしいです。
しかも、音声SIM用は「音声通話パック」、データSIM用は「ウェルカムパック」と似たようなパッケージが何種類もあり、間違えて別のパッケージを購入してしまっても無理はありません。
というわけで、めちゃくちゃ分かりにくい部分の多いIIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)について、徹底的に分かりやすく解説していきます!
- IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックがそもそも何なのかや使い方について、詳しく知りたい方
- 似たようなパッケージが何種類もあるけど、それぞれの違いや、どれを利用すべきなのかを知りたい方
- 音声通話パックは結局使った方がよいのか、使わなくてもよいのか知りたい方
Contents
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックって何?
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)とは、IIJmio契約時にかかる初期費用(事務手数料)が無料になるクーポン券です。
音声通話パック(SIMパッケージ)を利用して申し込むと、IIJmio(みおふぉん)に契約する際にかかる初期費用(事務手数料)が無料になるんです。
- 初期費用(事務手数料):
3,000円⇒無料 - SIMカード発行手数料:タイプD394円、タイプA406円
IIJmio(みおふぉん)に契約する際には、初期費用とSIMカード発行手数料の2種類の手数料がかかりますが、音声通話パック(SIMパッケージ)を利用すると、この内、初期費用(事務手数料)が無料になります。
音声通話パック(SIMパッケージ)は、何かのキャンペーンとかでもらえるものではなくて、Amazonやビックカメラなどでお金を払って購入します。
クーポン券を購入するというのもなんか変な感じがしますが、結構、格安SIM(MVNO)ではエントリーパッケージといった名前でクーポン券を販売している業者も多く、IIJmio(みおふぉん)でもクーポン券が使えるんです。
音声通話パック(SIMパッケージ)の中には、SIMカードが入っているのかや、購入したら契約もしてしまうのかといった疑問があるかもしれません。
でも、音声通話パック(SIMパッケージ)の中に入っているのは、「エントリーコード」という14桁のエントリーコードだけです。
音声通話パック(SIMパッケージ)には、SIMカードは入っていないです。
音声通話パック(SIMパッケージ)の中を開くと、上記の赤枠の部分に、「xx-xxxx-xxxx-xxxx」という半角英数のエントリーコードが書かれてあるのですが、このクーポンコードをもらうためだけに、音声通話パック(SIMパッケージ)を購入するんです!
音声通話パック(SIMパッケージ)は、SIMカードが入っていたり、パッケージを購入しただけで契約がされてしまったりすることはなく、タダの紙切れなので気軽に購入して大丈夫です。
利用条件
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、IIJmio(みおふぉん)にこれから契約する方であれば、契約方法やタイプ、料金プランに関係なく、どのような場合でも利用可能です。
- 契約方法⇒新規、MNPどちらも利用可能
- 端末購入⇒SIMのみ、SIM+端末とセットどちらの契約でも利用可能
- タイプ⇒タイプA(au網)、タイプD(docomo網)どちらも利用可能
- 料金プラン⇒ミニマムスタート(3GB)、ライトスタート(6GB)、ファミリーシェア(10GB)いずれのプランでも利用可能
- SIMカードの機能⇒音声通話付きSIMのみ利用可能
- SIMカードのサイズ⇒標準SIM、microSIM、nanoSIMのみ利用可能
注意したいのは、音声通話パック(SIMパッケージ)は、090/080/070の電話番号が使える音声通話SIMの契約でしか使えないという点です。
データ通信専用SIMの場合は、音声通話パックではなく、ウェルカムパックという別のパッケージを利用することになるので、気をつけましょう!
というわけで、音声通話パック(SIMパッケージ)は、
- これからIIJmio(みおふぉん)に通話SIMの契約される方なら誰でも利用可能
- ただし、データSIMについては、「音声通話パック」ではなく「ウェルカムパック」という別のSIMパッケージを利用する必要がある
という2点を押さえておきましょう。
格安SIM(MVNO)の中には、パッケージが音声SIMとデータSIMで共通で利用できるものがあります。でも、IIJmio(みおふぉん)では、音声通話パック(通話SIM用)と、ウェルカムパック(データSIM用)に分かれているので、パッケージを購入する際は、通話SIM用のものなのか、データSIM用のものなのかを間違えないように注意しましょう!
有効期限
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)には、有効期限(開通期限)はないです。
音声通話パック(SIMパッケージ)は、パッケージを購入したら特に慌てることなく、自分の好きなタイミングでIIJmio(みおふぉん)に契約すれば、ちゃんと初期費用(事務手数料)の割引が受けられます。
IIJmio(みおふぉん)のパッケージには、音声通話パック(通話SIM用のパッケージ)と、ウェルカムパック(データSIM用のパッケージ)があり、
- 音声通話パック(通話SIM用のパッケージ)⇒有効期限なし
- ウェルカムパック(データSIM用のパッケージ)⇒有効期限あり(製造月から12か月[パッケージ裏にシールが貼ってあります])
と有効期限(開通期限)の有り無しが違います。
データSIM用のウェルカムパックで有効期限があるために、通話SIM用の音声通話パックでも有効期限があると勘違いされている方もいらっしゃるので注意しましょう。
販売価格
音声通話パック(SIMパッケージ)は、実は一種類ではなく、Amazon版やBIC SIM版、イオン版などがあります。
音声通話パックというのが、本家本元のIIJmioが販売しているパッケージで、それ以外のパッケージは代理店が販売しているパッケージというイメージです。
それぞれの音声通話パック(SIMパッケージ)の販売価格は以下の通りです。
- 音声通話パック⇒324円
- 音声通話パック for Amazon⇒648円
- 音声通話パック for BIC SIM⇒425円
- 音声通話パックforCostco(コストコ)⇒2,220円
- 音声通話パックforELSONIC SIM⇒3,000円
- 音声通話パック for イオン⇒3,000円
※価格は時期によって変動する可能性があります。
どのパッケージを購入しても、初期費用(事務手数料)が無料になるという特典は変わらないのですが、その他の特典の関係で、「音声通話パック for Amazon」を購入される方が一番多いです。
イオン版のパッケージのように、初期費用(事務手数料)3,000円に対して、パッケージの費用が3,000円となっていて、パッケージを購入しても意味がないものもあるので、気をつけましょう。
音声通話パックは大体500円前後なので、パッケージを利用しない場合に比べると、3,000円-500円=2,500円くらい初期費用(事務手数料)が安くなるということになります。
課金開始日
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)を利用してIIJmioに契約すると、課金開始日は、MNPの場合、SIMカードの到着後、開通手続きを行った日からです。
MNPで契約する場合、音声通話パック(SIMパッケージ)を購入してから、課金が開始されるまでの流れは以下のようになります。
- 音声通話パックを購入
↓ - 音声通話パックが到着
↓ - 音声通話パックに記載されているエントリーコードを入力して申し込み
↓ - IIJmioのSIMカードが到着する
↓ - IIJmioのMNP転入(開通手続き)をする ←課金開始日
というステップになります。
音声通話パック到着までが2〜3日、IIJmioのSIM到着までが3〜4日なので、音声通話パックを購入してから大体5日〜7日後くらいが課金開始日となります。
なお、上記は電話番号をそのまま乗り換える(MNP)場合の手続きですが、電話番号が変わる新規契約については、課金開始日が異なります。
新規契約の場合は、本人確認手続き完了後に送信されるご利用開始日確定のお知らせメール「ready to start」に記載の課金開始日が、IIJmio(みおふぉん)の課金開始日となります。
音声通話パックは、エントリーコードが記載されているだけの単なるクーポン券です。なので音声通話パックを購入しただけではIIJmioの課金開始はされません。IIJmioの課金開始は、MNPの場合→MNP転入のタイミング、新規契約の場合→本人確認手続き後のメールに記載の日となっています。
- 音声通話パックは、IIJmioの初期費用(事務手数料)を無料にするためクーポン券
- IIJmioのパッケージには、「音声通話パック」と「ウェルカムパック」があるが、通話SIMの契約に使えるのは音声通話パックなので注意
- 音声通話パックを利用すると、大体、初期費用が2,500円くらい安くなる
- 音声通話パックに有効期限はなく、パッケージ購入後いつでも利用可能
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの種類
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックは、1種類だけではなく、以下のように6種類のパッケージがあります。
どのパッケージも初期費用(事務手数料)3,000円が無料になるという点は変わらないのですが、パッケージごとに特典が微妙に変わってきます。
- 音声通話パック⇒324円
- 音声通話パックforAmazon⇒648円
- 音声通話パックforBIC SIM⇒425円
- 音声通話パックforイオン⇒3,000円
- 音声通話パックforCostco(コストコ)⇒2,220円
- 音声通話パックforELSONIC SIM⇒3,000円
※価格は時期によって変動する可能性があります。
結論的には、IIJmio(みおふぉん)を利用する場合は、300円×12ヶ月の割引が、初期費用(事務手数料)の割引とは別に受けられる「音声通話パックforAmazon」を利用するのが間違いないと思います。
音声通話パック
まずは、本家本元のIIJmio(みおふぉん)が販売する音声通話パック(SIMパッケージ)です。
2016年の秋口ごろまでは、音声通話パックの型番IM-B043を購入される方もいらっしゃったのですが、特典が多いAmazon版が出たことにより音声通話パック(IB043の)を選ぶ方はあまりいなくなっているようです。
2017年9月現在、IIJは公式にはパッケージの販売を終了し、IIJとは別の業者が、以下商品名で未使用の音声通話パック(SIMパッケージ)を販売しています。
IIJ IIJmio SIM 音声通話 パック みおふぉん IM-B043
なお、音声通話パックと非常に似たパッケージに、ウェルカムパックというものもあります。
ウェルカムパックは、IIJmio(みおふぉん)のデータSIMの契約でしか使えないので、通話SIMを契約される方は選ばないように注意してください!
- IIJ IM-B166 [IIJmioウェルカムパック 標準SIM(SMS)]
- IIJ IM-B167 [IIJmioウェルカムパック マイクロSIM(SMS)]
- IIJ IM-B168 [IIJmioウェルカムパック nanoSIM(SMS)]
音声通話パックforAmazon
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、以下の商品名の音声通話パックforAmazonが一番よく買われています。
IIJmio みおふぉん SIMカード 音声通話パック IM-B100
というのも、音声通話パックforAmazonは、
- 初期費用(事務手数料)⇒無料
- 月額料金⇒月額300円×12ヵ月割引
と、通常の音声通話パック(SIMパッケージ)の特典である初期費用(事務手数料)以外に、月額料金の割引も受けられるためです。
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)を購入するなら、特典の大きい上記の音声通話パックforAmazonを購入するのがよいと思います。
ただし、音声通話パックforAmazonは、有効期限について注意事項があります。
初期費用(事務手数料)が無料になる特典については、有効期限はないのですが、月額300円×12ヵ月割引については以下の期間限定の特典です。
キャンペーン対象期間:2017年8月8日(火)00時00分~2017年11月6日(月)23時59分(日本時間)までに申し込み
※音声通話パックforAmazonを購入後、IIJmioのWebサイトで、2017年11月6日(月)23時59分(日本時間)までに申し込みが必要
なお、音声通話パックforAmazonについても、ウェルカムパックというデータSIM専用のパッケージが多数売られているので、間違えて購入しないように気をつけましょう。
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック 標準SIM IM-B094
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック マイクロSIM IM-B095
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック ナノSIM IM-B096
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック (SMS) 標準SIM IM-B097
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック (SMS) マイクロSIM IM-B098
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック (SMS) ナノSIM IM-B099
- IIJmio SIMカード ウェルカムパック (タイプA) IM-B158
他の格安SIM(MVNO)に比べて、IIJmio(みおふぉん)はパッケージがめちゃくちゃたくさんあって分かりにくいです。2017年9月現在では、IIJが公式に販売しているのはAmazon版のパッケージなので、パッケージを購入するならAmazon版のものが安心ですし、一番特典も充実しています。型番を参考にして、データSIM用のウェルカムパックと間違えて購入しないように注意しましょう。
音声通話パックforBIC SIM
とても紛らわしいのですが、以下のBIC SIMのパッケージも、IIJmio(みおふぉん)のクーポン券として利用できます。
パッケージの正式名称は以下です。
BIC SIMは、SIM自体はIIJmio(みおふぉん)のもので、契約後は、IIJmioの契約者と同じ月額料金で、IIJmioの契約者と同じマイページを利用します。
したがって、IIJmio(みおふぉん)とBIC SIMはSIMの中身自体は、同じと考えてもよいのですが、BIC SIMは、BIC SIMカウンターというビックカメラで契約ができるという点が特長です。
そして、IIJ BIC SIM音声パックを利用すると、
- BIC SIMカウンターで契約すると、初期費用(事務手数料)が無料になる
- IIJmio(みおふぉん)のWEBサイトで契約しても、初期費用(事務手数料)が無料になる
ということで、店頭(ビックカメラ)でも、IIJmio(みおふぉん)のWEBサイトどちらでも、IIJmio(みおふぉん)の通話SIMの初期費用(事務手数料)が無料になります。
といっても、ビックカメラの店頭はどこもめちゃくちゃ待ち時間が長くなるため、IIJ BIC SIM音声パックを購入する場合でも、IIJmio(みおふぉん)のWEBサイトから申し込みをすることをオススメします。
ちなみに、IIJ BIC SIM音声通話パック以外の音声通話パック(SIMパッケージ)の場合、BIC SIMカウンターだとパッケージを利用した契約はできないので注意してください。
音声通話パックforイオン
音声通話パックforイオンも、「音声通話パックforBIC SIM」と仕組みはほとんど同じです。
音声通話パックforイオンを購入すると、
- イオン店頭で契約すると、初期費用(事務手数料)が無料になる
- IIJmio(みおふぉん)のWEBサイトで契約しても、初期費用(事務手数料)が無料になる
と、イオン店頭でもIIJmio(みおふぉん)のWEBサイトでも、初期費用(事務手数料)が無料になります。
ただ、音声通話パックforイオンはオンラインでは購入ができないので、音声通話パックforBIC SIMのように、ネットで購入して、ネットで契約ということができません。
パッケージを購入するために、イオンの店頭に足を運ぶ必要があります。
音声通話パックforCostco(コストコ)
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)の中では、ちょっとマイナーなものの、特典が結構充実しているのが、以下のコストコのパッケージです。
IIJ アイアイジェイ IM-B154 IIJmio音声通話パック
音声通話パックforCostco(コストコ)は、
- 初期費用(事務手数料)⇒無料
- データ容量⇒10GB×3ヶ月、1GB×9ヶ月
と、初期費用(事務手数料)が無料になるだけでなく、データ容量が合計39GBもらえるという特典が付いてきます。
最初の3ヶ月は毎月10GB増量、その後9ヶ月は毎月1GB増量で、合計39GB分のバンドルクーポンをもらうことができます。
音声通話パックforCostco(コストコ)は、パッケージ価格が2,220円と高めなのが難点ですが、IIJmio(みおふぉん)でネットをたくさん使いたい方にとっては、音声通話パックforAmazonよりもよいと思います。
音声通話パックforELSONIC SIM
音声通話パックforELSONIC SIMは、ノジマ電機が販売する音声通話パック(SIMパッケージ)です。
正式名称は以下です。
音声通話パックforELSONIC SIMは全国のノジマ電機で購入し、申し込みはIIJmio(みおふぉん)のWEBサイトで行います。
ただ、IIJmio音声通話パック for ELSONIC SIMの販売価格が3,000円なので、利用してもIIJmio(みおふぉん)契約時の初期費用(事務手数料)が無料になっても、お得にならず、利用するメリットはないです。
その他のパッケージ
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)と似たパッケージとして、プリペイドパックというものがあります。
- IIJmioプリペイドパック nanoSIM IM-B177
- IIJmioプリペイドパック マイクロSIM IM-B176
- IIJmioプリペイドパック 標準SIM IM-B175
- Japan Travel SIM powered by IIJmio (nano SIM)
- Japan Travel SIM powered by IIJmio (Micro SIM)
上記は、初期費用(事務手数料)が無料になるクーポン券ではなく、外国人が日本に旅行に来た際などに、ちょこっとネットを使うために利用するための商品です。
パッケージの見た目が非常に紛らわしいので、音声通話パック(SIMパッケージ)と間違って購入しないように気をつけましょう。
- IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックは6種類ある
- いずれの音声通話パックも初期費用(事務手数料)が無料になるという特典は変わらない
- IIJが公式に販売しているのはAmazon版のパッケージで、Amazon版のパッケージが最も特典が充実している
- 音声通話パックとウェルカムパックが見た目が非常に似ているので、型番を参考に間違えないように購入するのが重要
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの入手方法
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、以下の場所で購入することができます。
- 店舗:イオン、ビックカメラ、ノジマ、コストコ、ヨドバシカメラ、ソフマップ、エディオン、ヤマダ電機
- WEB:Amazon、ヤマダウェブコム、ヨドバシ.com、Joshinネットショッピング
店舗で音声通話パック(SIMパッケージ)を購入すると、価格が3,000円となっていて、パッケージを購入する意味がありません。
音声通話パック(SIMパッケージ)は、Amazonで購入するのが最安値となるので、Amazonで音声通話パックを購入する方法を見ていきましょう。
Amazon.co.jpにアクセスして、Amazonの検索窓に「iijmio」と入力すると、上記のようにパッケージがたくさんでてきます。
どれを選んでよいか分からなくなりますが、ダンボールの色をした上記の赤枠のパッケージを選択してください。
nさらに、ダンボール色のパッケージを選択しても、さらに油断はできません。
必ず、上記赤枠の「データ+音声通話(au・ドコモ)」「音声通話パック」という2箇所が選択されていることを確認して、パッケージの型番が「IM-B100」になっていることを確認してから、購入ボタンを押すようにしましょう。
なお、Amazonは商品代金が2,000円未満だと、送料が発生してしまいます。
Amazon版の音声通話パック(SIMパッケージ)は、販売価格が648円なので、ティッシュやトイレットペーパー、お水などの日用品を購入して、合計金額を2,000円以上にして申し込んで、送料無料にしてパッケージを購入する方が、無駄がありません。
上記のように、音声通話パック(SIMパッケージ)を購入するに際しては、他社のパッケージと間違えないようにするのと、データSIM用のウェルカムパックと間違えないようにするという2点が重要です。別のパッケージを購入して損をしないように注意しましょう。
- 音声通話パックは店舗でもネットでも購入できるが、Amazonが最安値
- Amazonで音声通話パックを購入する際には、他社のパッケージと間違えない、データSIM用のウェルカムパックと間違えないように注意
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの使い方・申し込みの流れ
続いて、音声通話パック(SIMパッケージ)を使い方、IIJmioに申し込む流れを見ていきたいと思います。
音声通話パック(SIMパッケージ)を購入後の、IIJmio(みおふぉん)を利用開始するまでの流れは以下のようになります。
- 音声通話パックの到着
↓ - 申し込み書類の準備
↓ - エントリーコードの入力
↓ - SIMカードの発送
↓ - APN設定・利用開始
通常の申し込みと違う点は、事前にAmazonなどで音声通話パックを購入しておくところと、IIJmio(みおふぉん)に申し込みをする際にエントリーコードを入力するという2点です。
せっかく、音声通話パック(SIMパッケージ)を購入しても、IIJmio(みおふぉん)申し込みにエントリーコードを入力し忘れると、初期費用(事務手数料)が無料にならないので注意しましょう。
音声通話パックの到着
Amazonで、音声通話パック(SIMパッケージ)を購入すると、1〜2日くらいすると、パッケージが自宅に到着します。
パッケージの中に記載されている14桁のエントリーコードを使って、IIJmio(みおふぉん)に申し込みをすると、初期費用(事務手数料)が無料になります。
申し込み書類の準備
IIJmio(みおふぉん)に申し込みをするに当たって必要な書類は以下のようなものがあります。
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類:通話SIMの申し込みには必須
- メールアドレス:乗り換え後「@docomo.ne.jp」などのキャリアのメールアドレスは使用不可になるので、GmailやYahooメールがオススメ
- MNP予約番号:MNP予約番号には15日間の有効期限があるので、申し込み直前の取得がオススメ
音声通話パック(SIMパッケージ)とMNP予約番号どちらを先に入手するかですが、必ず音声通話パック(SIMパッケージ)を先に入手しましょう。
理由は、音声通話パックには有効期限がないのですが、MNP予約番号には15日間の有効期限があるためです。
いざIIJmio(みおふぉん)に申し込もうと思ったら、MNP予約番号の有効期限が切れていて、再度取り直しになるとめんどうなので、MNP予約番号はなるべくIIJmioに申し込む直前に取得するのがオススメです。
エントリーコードの入力
申し込みに必要な書類が揃ったら、IIJmio(みおふぉん)のオンラインストアにアクセスをして、申し込みをしましょう。
TOPページ>画面右上の「ご購入お申し込み」ボタン>mio会員登録・お申し込みと進むと以下のようなページが現れます。
- パッケージをご購入済みの方を選択
↓ - SIMカードなしを選択
↓ - エントリーコード14桁を入力
と進むと、音声通話パック(SIMパッケージ)を使って、初期費用(事務手数料)を無料にすることができます。
- SIMカードあり⇒データSIM用のウェルカムパックを利用
- SIMカードなし⇒通話SIM用の音声通話パックを利用
なので、上記2番目の青枠の部分では、必ずSIMカードなしを選択するようにしましょう!
SIMカードの発送
エントリーコードを入力して、IIJmio(みおふぉん)の申し込みを終えると、本人確認書類の確認があり、SIMカードが発送されます。
申し込み後、本人確認書類に不備がなければ、最短3~4日程度で自宅の住所にSIMカードが到着します。
MNP転入・APN設定
MNPの場合は、APN設定をする前に、IIJmioオンデマンド開通センター(0120-711-122 年中無休)に電話をかけて、MNP転入(開通手続き)を行いましょう。
音声ガイダンスに従ってMNP転入の開通手続きに進みます。
開通手続きでは、「乗り換え対象の電話番号」と「SIMカードの識別番号の下4桁」を入力してください。
※SIMカードの識別番号は、SIMカードの裏面に記載されています。
※開通手続きには発信者番号通知のできるお電話が必要です。
※開通手続きの受付時間は09:00~19:00の間になります。
開通手続き完了後、処理が完了したら、これまで利用していたSIMカードが利用できなくなり、IIJmioのSIMカードが使えるようになります。
IIJmio(みおふぉん)のSIMカードを、利用するスマホに装着して、接続設定を行ってください。
接続設定は以下の通りです。
設定からその他>モバイルネットワーク>アクセスポイント名と進んで、APN設定ボタンの右上にある+ボタンを押して、以下の情報を入力します。
- APN→iijmio.jp
- ユーザ名→mio@iij
- パスワード→iij
- 認証タイプ→CHAPまたはPAP
iPhoneの場合は、上記のようなAPN設定は不要で、SIMカードを挿入したら、Safariでこちらのプロファイルをインストールすれば、初期設定は完了します。
- 音声通話パックが到着したら、IIJmio(みおふぉん)のWEBサイトで、エントリーコードを入力して申し込みをすると、初期費用(事務手数料)が無料になる
- 音声通話パックを利用する場合、IIJmio(みおふぉん)申し込み画面では、SIMカードありではなく、SIMカードありを選択する
- MNP予約番号には有効期限があるため、音声通話パック到着後、IIJmio(みおふぉん)に申し込む直前にMNP予約番号を取得するのがオススメ
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの注意点
初期費用(事務手数料)が無料になる音声通話パックですが、音声通話パックはよいことばかりでなく、意外と注意しないといけないポイントがあります。
使い方を間違えると、逆に損をしてしまうこともあるので気をつけましょう。
パッケージ購入後の返品・交換は不可
音声通話パック(SIMパッケージ)は、開封後の返品・交換は不可です。
したがって、
- パッケージ開封後、データSIM用のウェルカムパックを購入したことに気づいた
- パッケージ購入後、IIJmioの契約時に審査落ちした
- パッケージ開封後、やはり別の格安SIM(MVNO)にすることにした
といった場合でも、パッケージのキャンセルは効きません。
音声通話パック(SIMパッケージ)は、単なる割引券ではありますが、キャンセルができないため、実質、初期費用(事務手数料)を前払いしていることと同じことになります。
IIJmio(みおふぉん)に申し込みをすることが確実になってから、音声通話パック(SIMパッケージ)を購入するようにしましょう。
店舗では利用不可
音声通話パックforBIC SIM、音声通話パックforイオンといった一部のパッケージを除いて、音声通話パック(SIMパッケージ)は、オンラインでの申し込みでのみ利用可能です。
また、IIJmio(みおふぉん)の公式サイトには以下のような記載があり、
BIC SIMカウンターでできないこと
BIC SIMカウンターでは、「BIC SIMカウンターで出来ること」に記載されている内容以外は、お受けできません。<できないことの例>
以下のパッケージを使ったご契約
- ビックカメラグループ以外で購入したIIJmio音声通話パック(みおふぉん)、IIJmioウェルカムパック、IIJmioプリペイドパック
-ビックカメラグループ以外で購入したIIJmio音声通話パック(みおふぉん)のBIC SIM音声通話パック(みおふぉん)への交換
【出典】IIJmio 公式サイトより
BIC SIM版以外の音声通話パックをBIC SIMで利用すること、音声通話パックをビBIC SIM版の音声通話パックに交換することは不可とされています。
どこで購入した音声通話パック(SIMパッケージ)も、IIJmio(みおふぉん)のオンラインストアで利用することはできますが、店頭の場合、音声通話パックの種類によっては利用することができないため注意が必要です。
利用開始までにかかる日数
音声通話パック(SIMパッケージ)を使うと、IIJmio(みおふぉん)にすぐに申し込むことができず、IIJmioを利用開始するまでにかかる日数が延びます。
実は、利用開始が延びると、めちゃくちゃ損をしてしまうケースがあるんです。
大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)から、IIJmio(みおふぉん)に乗り換えをする場合、少しでも早くIIJmio(みおふぉん)に乗り換えた方が、月々の支払いが抑えられます。
特に、MNPの場合、MNPの開通手続きのタイミングが、ある時点を超えてしまうと、大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の月額料金が余計にかかってしまうんです。
どのタイミングで、大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の月額料金が新たに発生するかというと、
- ドコモ/au⇒10月1日を過ぎると、10月分の月額料金が発生
- ソフトバンク⇒9月21日を過ぎると、10月分の月額料金が発生
と、ドコモ/auは1日、ソフトバンクは20日です。
大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の月額料金は7,000円〜8,000円程度なので、MNPの切り替えのタイミングがドコモ/auは1日、ソフトバンクは20日を超えるだけで、7,000円〜8,000円も余計な料金を払う羽目になってしまうんです。
音声通話パック(SIMパッケージ)を利用しても、初期費用(事務手数料)は
3,000円-648円(Amazon版のパッケージの価格)=2,352円
と、2,352円しか節約できません。
単にIIJmio(みおふぉん)のSIMを申し込むだけでなく、Amazonでパッケージも購入することになり、MNPの開通手続きが遅れがちです。
音声通話パック(SIMパッケージ)で節約できる金額よりも、MNPの開通手続きが遅れることによって大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の月額料金が余計に発生してしまう損の方が大きいので、必ずしも音声通話パック(SIMパッケージ)を利用した方がお得というわけではないんです。
大手キャリアの月額料金を余計に払ってしまうことを考えると、音声通話パックで節約できる初期費用の額は大きくありません。初期費用を抑えようとして、大手キャリアの月額料金を余計に支払ってしまったら、パッケージを購入する労力もお金ももったいないです。申し込みの手続きが長引いてよいことは何もないので、実はパッケージを利用せずに申し込む方がオススメだったりします。
まとめ
1 IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックって何?
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)とは、IIJmio契約時にかかる初期費用(事務手数料)が無料になるクーポン券です。
音声通話パック(SIMパッケージ)を利用することで、IIJmioの初期費用(事務手数料)3,000円が無料にできます。
2 IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの種類
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、6種類のパッケージがあり、どのパッケージを利用しても初期費用(事務手数料)が無料になります。
IIJが公式に販売しているのは、音声通話パックforAmazonで、Amazon版のパッケージが特典も最も充実しています。
3 IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの入手方法
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、店舗でもWEBでも購入できますが、店舗はパッケージ費用が3,000円と高いです。
音声通話パック(SIMパッケージ)はAmazonが最安値です。
ただし、AmazonではIIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)の類似商品がたくさんあるため、他社のパッケージを購入しない、IIJmioのデータSIM用のウェルカムパックを購入しないという2点に注意しましょう。
4 IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの使い方・申し込みの流れ
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は、パッケージの中に記載されている14桁のエントリーコードを、IIJmioの申込画面で入力して利用します。
エントリーコードを入力し忘れると、割引が適用されないので注意しましょう。
5 IIJmio(みおふぉん)の音声通話パックの注意点
IIJmio(みおふぉん)の音声通話パック(SIMパッケージ)は利用することで、必ずしも得するわけではないので注意が必要です。
大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)から、IIJmio(みおふぉん)に乗り換える方は、音声通話パック(SIMパッケージ)を利用することで、MNP転入切り替え(開通手続き)が遅延して、大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)の月額料金が余計にかかってしまうこともあります。
実は、音声通話パック(SIMパッケージ)は利用せずに、申し込んだ方がオススメだったりします。
初期費用が無料になる音声通話パックには、思わぬ落とし穴がある!
音声通話パック(SIMパッケージ)は、IIJmio(みおふぉん)の契約時の事務手数料が無料になるクーポン券です。
クーポン券だから使った方が得に決まっていると思うのは、ちょっと早とちりです。
音声通話パック(SIMパッケージ)を利用する場合、パッケージ購入後、Amazonからパッケージが届くのを待つ必要があり、結果としてIIJmio(みおふぉん)にMNP転入(開通手続き)が遅くなってしまうんです。
単に利用開始日が遅れるだけならいいのですが、MNP転入(開通手続き)が遅くなると、大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)側の月額料金7,000円〜8,000円が余計にかかってしまうリスクがあります。
大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)を長く利用し続けることによる金銭的なメリットはなにもないので、実は音声通話パック(SIMパッケージ)は利用せずに申し込んだ方が、トータルでかかる費用は安く済む場合も結構あります。
そんなわけで、一見お得そうなパッケージですが、意外な落とし穴があるので、IIJmio(みおふぉん)は音声通話パック(SIMパッケージ)を使わずに申し込む方がオススメです!