OCNモバイルONEの容量シェアプランで家族の月額料金を安くする!SIMを追加する方法、事務手数料を無料にする裏ワザを紹介!
OCNモバイルONEには、複数のSIMの間で、データ容量を共有できる容量シェアプランがあります。
OCNモバイルONEでは、2枚目以降のSIMが、月額料金が安くなるだけでなく、なんと事務手数料3,000円が無料になるんです!
家族の携帯代を安く抑えるのに、かなり使えるので、今回は容 量シェアプランについて、徹底的に解説していきたいと思います!
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そもそも、家族用や自分用に複数のSIMを契約する場合、契約を一つにまとめた方が、支払い明細が分かりやすかったり、残りのデータ容量が一発で分かったり、メリットは多いですよね。
契約プランを少し変えるだけで、複数のSIMを安くできるので是非利用しましょう。
2枚以上のSIMを申し込むならOCNモバイルONEがオススメです!
Contents
OCNモバイルONEの容量シェアプランとは?
OCNモバイルONEの容量シェアプランとは、1つSIMのデータ容量を複数のSIMで共有することができるプランのことです。
例えば上の図の例だと、
- お父さん→10GBで契約
- お母さん→追加SIMを契約
- 長女→追加SIMを契約
- 次男→追加SIMを契約
- 次女→追加SIMを契約
お父さんが10GB分契約して、例えば、3GB使ったとすると、残り7GBを家族で分け合える訳です。
容量シェアプランにすると、
- 追加SIMの事務手数料が無料になる(2枚まで)
- 一つ一つ契約するより、追加SIMで契約する方が月額料金が安い
- 複数のSIMの利用状況を一括で管理できる
といったメリットがあります。
それぞれの詳細については、後ほど詳しく説明していきます。
OCNモバイルONEの場合、一つの契約で最大5枚のSIMを契約することが出来るので、複数のSIMを申し込む場合は、容量シェアプランを利用すると良いでしょう。
容量シェアプランの月額料金はいくら?
まずは、気になる追加SIMの月額料金について見ていきましょう。
通常、SIMを契約すると、「◯◯GBだったらいくら」というように、契約するデータ容量に応じて月額料金が変わってきますが、追加SIMを申し込む場合、主回線と容量をシェアするため、データ容量は割り当てられません。
そのため、容量シェアプランの月額料金は、以下の3種類のみです。
データSIM (SMS非対応) |
データSIM (SMS対応) |
音声SIM |
---|---|---|
450円 | 570円 | 1,150円 |
特に家族用がどれと決まりがある訳ではありませんが、電話ができるのは音声SIMというSIMなので、家族用に追加SIMを申し込もうとしている方は、音声SIMの方が便利でしょう。
逆に、自分用として、タブレット用にもう一枚SIMを契約したいと考えている方は、データSIMを契約することになります。
SMSを付けるか付けないかで、月額料金が120円変わってきます。
タブレットにも実は電話番号は付いているので、SMSでやり取りしたい方は、SMS対応のデータSIMを選ぶと良いでしょう。
もちろんスマホ用としても、データSIMを利用することは出来ます。
容量シェアプランを利用するとどのくらいおトク?
では、データ容量シェアを利用すると、どのくらい安いんでしょうか?
- 4人でスマホ4台を利用する場合
- 1人でスマホとタブレットの2台を利用する場合
の二つのケースを見ていきましょう。
その前に、OCNモバイルONEの月額料金を確認しておくと、以下のような料金プランになっています。
全てのプランで容量シェアプランを利用することが出来ます。
主回線の容量を、家族もしくは自分の複数のSIMで、共有することになるので、主回線のコースのデータ容量を、多すぎず、少なすぎずのプランにするのが、快適に節約をするポイントになってきます。
■OCNモバイルONEの主回線の月額料金
コース名 | データSIM (SMS非対応) |
データSIM (SMS対応) |
音声SIM |
---|---|---|---|
110MB/日コース 【262.5Mbps】 |
900円 | 1,020円 | 1,600円 |
170MB/日コース 【262.5Mbps】 |
1,380円 | 1,500円 | 2,080円 |
3GB/月コース 【262.5Mbps】 |
1,100円 | 1,220円 | 1,800円 |
5GB/月コース 【262.5Mbps】 |
1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GB/月コース 【262.5Mbps】 |
2,300円 | 2,420円 | 3,000円 |
500kbpsコース (15GB/月) 【500kbps】 |
1,800円 | 1,920円 | 2,500円 |
なので、別々にSIMを契約するよりも、容量シェアで利用した場合の方が安くなります。
家族で容量シェアプランを利用する場合
10GB/月コースを、4人でスマホ4台を利用
初期費用 | 音声対応SIMカード 3,000円×4枚=12,000円 |
---|---|
月額費用 | 音声対応SIMカード 10GB/月コース 3,000円 |
容量シェア月額費用(音声対応SIMカード)1,150円×3枚=3,450円 |
シェアプランを利用した場合、月額料金は6,450円/月になります。
これを家族4人で別々に契約すると、1,800円(3GB/月コース)x4人=7,200円/月となり、毎月750円の節約になります。
年間だと9,000円の節約になるので、結構な額ですよね。
一人で容量シェアプランを利用する場合
5GB/月コースを、1人でスマホ/タブレットの2台を利用
初期費用 | スマホ用:音声対応SIMカード 3,000円 |
---|---|
タブレット用:データ通信専用SIMカード 1,800円 | |
月額費用 | スマホ用:音声対応SIMカード 5GB/月コース 2,150円 |
タブレット用:容量シェア月額費用(データ通信専用SIMカード)450円 |
こちらは、一人でスマホ用、タブレット用で容量シェアプランを利用するケースです。
これもスマホ用、タブレット用を別々で契約した場合を試算すると、
- スマホ用→2,150円/月
- タブレット用→1,100円/月
で合計で3,250円/月です。
容量シェアプランだと、2,600円/月なので、毎月650円/月の節約になります。
年間で7,800円の節約です。
一人で複数のSIMを契約する場合も、容量シェアプランがおトクだということが分かります。
【データ繰り越しは出来る?】
主回線のデータ容量の選び方がポイントと言いましたが、もし、データ容量を使いきれなかった場合でも、OCNモバイルONEはデータ容量を繰り越すことが出来ます。
・日コースの場合→ 翌日中まで
・月コースの場合→ 翌月末まで
データを繰り越すことが出来ます。
月々のデータ容量が余っても、翌月に、先月分のデータ容量から使っていけるので、無駄がないですね。
容量シェアプランでSIMを追加する方法は?
容量シェアプランに申し込むには、以下2通りの方法があります。
- 主回線と別々に申し込む
- 主回線と同時に申し込む
1の場合、OCNモバイルONEのマイページより、追加SIMの申し込みを行います。
2の場合は、まず、主回線を申し込む前にカスタマーセンター(0120-506506)にかけ、その後、オンラインから主回線を申し込む、という流れになります。
なお、1の場合は1契約につき、追加SIMを4回線まで申し込めるのですが、2の場合は1契約につき申し込める追加SIMが2回線までになっています。
追加SIMの事務手数料を無料にする裏ワザ!
容量シェアプランは、単独で契約するよりも、月額料金が安くなるメリットがあるのですが、さらに追加SIM発行の際にかかる事務手数料を無料にする裏ワザがあります。
事務手数料は
- データSIM→1,800円
- 音声SIM→3,000円
というように契約タイプによって変わってきます。
データSIM、音声SIMの最低料金が、110MB/日コースの900円/月、1,600円/月なので、事務手数料は約2ヶ月分の月額料金ということになります。
2ヶ月分の月額料金が無料にできると思うと、結構大きいですよね。
追加SIMの事務手数料を無料にする方法は簡単です。
容量シェアプランを申し込む時に、上記、容量シェアプランでSIMを追加する方法の「2.主回線と同時に申し込む」のやり方で申し込めば良いだけです。
この際、主回線を申し込む前に必ず、カスタマーセンター(0120-506506)に電話をして、「追加SIMを申し込みたい」ということを伝えてから主回線を申し込む必要があります。
これをせずに、主回線を申し込んだ後に、追加SIMを申し込むと事務手数料が丸々取られてしまうので注意しましょう。
「2.主回線と同時に申し込む」のやり方で申し込める追加SIMは、2枚までで、2枚申し込んだ場合、6,000円分の事務手数料を節約することが出来ます。
先ほどの容量シェアプランを家族、自分のタブレット用として利用したケースで言うと、
①家族で容量シェアプランを利用する場合(SIM2枚 6,000円の節約)→年間15,000円
②一人で容量シェアプランを利用する場合(SIM2枚 3,000円の節約)→年間10,800円
の節約になります。
事務手数料分が無料になるだけで、かなり節約できる金額が増えますね!
家族間通話を無料にする方法は?
データSIM(SMS対応)プランに「050plusのオプション」を追加して月額150円追加すると、050plusというデータ通信を使った電話を使うことが出来ます。
通常、音声通話は電話回線を利用して通話するのですが、050plusはインターネット回線を使った通話です。
これ何がいいかというと、050plus同士だと通話料が無料で使えるんです!
通常、音声SIMの場合、家族であっても1分=40円の通話料がかかるので、家族同士で電話が多い方にはオススメです。
050plusは、
- 110や119など緊急通報に電話をかけることが出来ない
- 電話番号が通常の090や080ではなく、050から始まる番号になってしまう
といったデメリットがありますが、それ以外は普通の電話と同じように利用することが出来ます。
「そうは言っても、090とか080の普通の電話はあった方が良い」
という方も多いと思うので、以下のように1回線だけ、090や080の普通の電話を持つのはいかがでしょうか。
- お父さん→音声SIM 050plusのオプション追加 ←150円/月のオプションが無料
- お母さん→データSIM 050plusのオプション追加
- 長男→データSIM 050plusのオプション追加
- 次男→データSIM 050plusのオプション追加
というのも、090や080の普通の電話でも、1契約までは050PlusデータSIMとの通話を無料にすることが出来るんです。
通常、OCNモバイルONEの音声SIM契約の方なら、オプション料150円/月が無料で050から始まる電話が使えて、050Plusを利用している家族同士の通話を無料にすることが出来るんです。
容量シェアプランを利用する場合の注意点は?
容量シェアプランは、複数のSIMを契約する場合、携帯代が安くできるので、家族分のスマホを節約したり、一人で複数のSIMを使い分ける場合には、是非使ってもらいたいのですが、注意点もあるので見ていきましょう。
容量シェアプランの名義について
容量シェアプランを申し込む場合、主回線の名義と追加SIMの名義は同一にする必要があります。
追加SIMの名義がお母さん、お子さんと別々にしてしまうと、容量シェアプランに入ることが出来ないので注意しましょう。
ちなみに、追加SIMを、音声SIMで契約する際に、電話番号を変えたくない場合は、まず元の携帯電話会社で名義変更を行ってから、MNPの手続きをする必要があります。
データ容量について
データ容量は、みんなでシェアするので、例えばお子さんがオンラインゲームなどでガンガンデータを使いまくってしまった場合、他の家族が月末になって、「速度制限を受けて使えない!」という場合があるので、家族全員でデータ容量を使いすぎないように気をつける必要があります。
通信速度制限について
容量シェアプランは、主回線一人分のデータを共有して使うので、一人が速度制限を受けると、全員が速度制限を受けることになります。
OCNモバイルONEには、ターボ機能ON/OFFという機能があり、ターボ機能をOFFにしておくと、データ容量を消費せずに、スマホ/タブレットを利用することが出来ます。
速度制限にかかりそうだと思ったら、家族の誰かの分のターボ機能をOFFにして、月々のデータ容量をコントロールすることも出来ます。
ターボ機能のON/OFFは、OCNモバイルONEアプリから、簡単に変更することが出来ます。
解約違約金について
追加SIMの解約違約金は、主回線と同じように発生します。
解約違約金は、
- 音声SIM→ 契約開始から6ヶ月以内に解約した場合、6,000円
- データSIM→ 0円
です。
解約違約金は、他の格安SIM(MVNO)の場合、9,500円/月というところが多いのですが、OCNモバイルONEの解約違約金はそれに比べると安いですね。
データSIMについては解約違約金はかかりません。
追加SIMの利用方法は?
主回線の利用方法とほぼ同じです。
- SIMが自宅に届いたら、まずは、SIMをスマホに挿入して、Wi-Fiに接続
- OCNモバイルONEアプリ(iPhone/Android)をインストール
- Androidの場合APN設定、iPhoneの場合構成プロファイルのインストールを、アプリ経由で行うことが出来ます。
他のシェアプランと比較して安い?
OCNモバイルONE以外にも、容量シェアプランを提供している格安SIM(MVNO)は、IIJmio(みおふぉん)、DMMモバイル、BIGLOBE(ビッグローブ)、mineo(マイネオ)などがあります。
mineo(マイネオ)は、別名義で契約したSIM同士を無料で、データシェア出来るため、特別追加SIM用のプランは設定していません。
また、DMMモバイルは、8GBプランと10GBプランでのみ容量シェアプランを用意しており、こちらも追加SIM分の料金はなく、SIM◯◯枚でいくらという値付けがされています。
それぞれ音声SIMを追加した場合の最低料金を記載しています。
月額料金で比較
- IIJmio(みおふぉん)→ 400円/月
- DMMモバイル→ 通話SIM3枚で8GBをシェアして合計4,080円/月
- BIGLOBE(ビッグローブ)→ 700円/月
- mineo(マイネオ)→ 0.5GBで1,400円/月〜
- OCNモバイルONE→ 1,150円/月
事務手数料で比較
- IIJmio(みおふぉん)→ 一枚3,000円
- DMMモバイル→ 無料
- BIGLOBE(ビッグローブ)→ 一枚3,000円
- mineo(マイネオ)→ 一枚3,000円
- OCNモバイルONE→ 無料
容量シェアプランは、料金の安さだけで見ると、DMMモバイルが安くなります。
ただ、1枚ずつ追加SIMを発行するという契約が出来ないため、人によっては枚数が上手く合わないということもあるでしょう。
OCNモバイルONEは他の格安SIM(MVNO)と比較すると、事務手数料が最も安く、月額料金はやや高めです。
長く利用していくと、月額料金の安い他の格安SIM(MVNO)の方が安くなっていきますが、短い期間であれば事務手数料の安さでOCNモバイルONEを選ぶという方もいるでしょう。
まとめ
OCNモバイルONEの容量シェアプランとは?
1つのSIMで複数のSIMとデータ容量を共有するプランです。
OCNモバイルONEでは、最大5回線でデータ容量をシェアできます。
容量シェアプランの月額料金はいくら?
容量シェアプランは、主回線の容量を共有するので、追加SIMに対して◯◯GBといった割当はなく、
- データSIM(SMS非対応)→450円/月
- データSIM(SMS対応)→570円/月
- 音声SIM→450円/月
の3つのプランです。
容量シェアプランを利用するとどのくらいおトク?
- 家族4人でスマホを4台利用(10GB)→別々に契約するより、毎月750円/月おトク
- 1人でスマホ/タブレットの2台を利用(5GB)→別々に契約するより、毎月650円/月おトク
容量シェアプランでSIMを追加する方法は?
- 主回線と別々に申し込む
- 主回線と同時に申し込む
の2通りの方法があります。
2の場合は、事前にカスタマーセンター(0120-506506)にかけて、その後オンラインから主回線を申し込むという流れになります。
追加SIMの事務手数料を無料にする裏ワザ!
上記の「2.主回線と同時に申し込む」のやり方で申し込むと、最大2枚の追加SIMの事務手数料を無料にすることが出来ます。
家族間通話を無料にする方法は?
データSIM(SMS対応)に月額30円追加するだけで、050データSIMという契約に変える事ができ、データSIM間の通話料を無料にすることができます。
容量シェアプランを利用する場合の注意点は?
- 容量シェアプランの名義→ 主回線と追加SIMの名義は同一にしておく必要がある
- データ容量→ 一人が使いすぎると、みんなの容量まで使い切ってしまう
- 速度制限→ 速度制限時は、全員が低速化する
- 解約違約金→ 通常の契約と同等発生する
追加SIMの利用方法は?
主回線とほぼ同じで、SIMをスマホに挿入したら、OCNモバイルONEアプリ(iPhone/Android)をインストールして、AndroidならAPN設定、iPhoneなら構成プロファイルをインストールします。
他のシェアプランと比較して安い?
OCNモバイルONE追加SIMの月額料金は、他と比較するとやや高めですが、事務手数料が掛からないことが特徴です。
OCNモバイルONEで容量シェアを利用すると、追加SIM2枚の場合、主回線でどのプランを選んだ場合でも事務手数料6,000円を節約することができます。
また、
- 複数のSIMの利用状況を一括で管理できる
- 支払いの管理がしやすくなる
という便利さもあり、複数のSIMを家族やご自身で利用される場合には、是非利用したいプランです。
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